今日取り上げる「クールダウン」は、以前取り上げた「静けさの体感」に通じるものがあります。
子どもが話を聞く心構えをもつには、そもそも静かな環境がなくてはなりません。 そのために、教室から余分な音はできる限り排除します。
水槽のポンプの音、机や椅子を引きずった際に出る擦れる音……そんなものは、できるだけなくした方がよいわけです。
このような教室の静かな環境は、子どもの外部環境です。
ですが、子どもの内部環境というべき心の中が、ざわざわしていたり、カッカしていたりしていたら―― この場合も、子どもは話を聞くことができません。
回りくどい言い方をせずに、はっきり言えば、ケンカをしたり、自分の思うようにいかなかったりして、パニックになった子に話をしても、聞く耳を持たない、というか、持てないのです。
そんな場合は、話を聞かせることは一旦置いておいて、クールダウンさせることが鉄則です。
「いま、そんなにカッカして、頭の中が燃えている感じがするでしょ。それじゃあ、何を話しても聞けないよ。だから、頭を冷やそう。クールダウンしよう。」
そんなふうに声をかけて、静かで落ち着く場所で、しばらく一人で心を落ち着かせてもらうのです。
ぜひ、話を聞かせたい当人の心がカッカしていると思ったら、まずはクールダウンをさせて、心を落ち着かせるようにしましょう。
話を聞かせるのは、それからです。
子どもが話を聞く心構えをもつには、そもそも静かな環境がなくてはなりません。 そのために、教室から余分な音はできる限り排除します。
水槽のポンプの音、机や椅子を引きずった際に出る擦れる音……そんなものは、できるだけなくした方がよいわけです。
このような教室の静かな環境は、子どもの外部環境です。
ですが、子どもの内部環境というべき心の中が、ざわざわしていたり、カッカしていたりしていたら―― この場合も、子どもは話を聞くことができません。
回りくどい言い方をせずに、はっきり言えば、ケンカをしたり、自分の思うようにいかなかったりして、パニックになった子に話をしても、聞く耳を持たない、というか、持てないのです。
そんな場合は、話を聞かせることは一旦置いておいて、クールダウンさせることが鉄則です。
「いま、そんなにカッカして、頭の中が燃えている感じがするでしょ。それじゃあ、何を話しても聞けないよ。だから、頭を冷やそう。クールダウンしよう。」
そんなふうに声をかけて、静かで落ち着く場所で、しばらく一人で心を落ち着かせてもらうのです。
ぜひ、話を聞かせたい当人の心がカッカしていると思ったら、まずはクールダウンをさせて、心を落ち着かせるようにしましょう。
話を聞かせるのは、それからです。