あっ、書き忘れていたことを思い出しました。 それは、
「CCQ」
です。 順序が乱れに乱れますが、ここに記しておきます。
CCQとは、Close・Calm・Quietのことです。 詳しく言うと、
C:Close(クローズ)…「近づいて」
C:Calm(カーム)…「おだやかに」
Q:Quiet(クワイエット)…「声のトーンを抑えて静かに」
となります。
これは、先週まで取り上げていた「話を聞かせる力をつける」における、教師サイドのスキルです。
教師が子どもに話を聞かせるための力として、私は「明るく」「強い声」「通る声」を身につけることを推奨してきました。 多くの子どもがいる教室という広い場所では、そんな声を身につけることが必須だからです。
しかし一方で、私はおだやかで静かな声のトーンも、ぜひ身につけてほしいのです。 それは、「明るく通る声」がふさわしくない場面――たとえば、子どもが問題を起こしたときなどの対応場面で使う声だからです。
そもそも、そんなトラブルのときに、教師が大きな声を出しても意味がありません。 強い口調で叱っても、子どもの脳には響いていかないのです。
そのような場面では、教師はカッカせず、
「子どもの心に届くように注意するときは、CCQで話す」
ことを心がけましょう。
その子に近づいて、声を落として、穏やかに話します。 このやり方は遠回りのようでいて、圧倒的にその子に先生の話すことを届けることができます。
「CCQ:Close・Calm・Quiet」
ぜひ、このCCQの声のトーンを、身につけてください。
「CCQ」
です。 順序が乱れに乱れますが、ここに記しておきます。
CCQとは、Close・Calm・Quietのことです。 詳しく言うと、
C:Close(クローズ)…「近づいて」
C:Calm(カーム)…「おだやかに」
Q:Quiet(クワイエット)…「声のトーンを抑えて静かに」
となります。
これは、先週まで取り上げていた「話を聞かせる力をつける」における、教師サイドのスキルです。
教師が子どもに話を聞かせるための力として、私は「明るく」「強い声」「通る声」を身につけることを推奨してきました。 多くの子どもがいる教室という広い場所では、そんな声を身につけることが必須だからです。
しかし一方で、私はおだやかで静かな声のトーンも、ぜひ身につけてほしいのです。 それは、「明るく通る声」がふさわしくない場面――たとえば、子どもが問題を起こしたときなどの対応場面で使う声だからです。
そもそも、そんなトラブルのときに、教師が大きな声を出しても意味がありません。 強い口調で叱っても、子どもの脳には響いていかないのです。
そのような場面では、教師はカッカせず、
「子どもの心に届くように注意するときは、CCQで話す」
ことを心がけましょう。
その子に近づいて、声を落として、穏やかに話します。 このやり方は遠回りのようでいて、圧倒的にその子に先生の話すことを届けることができます。
「CCQ:Close・Calm・Quiet」
ぜひ、このCCQの声のトーンを、身につけてください。