合理的配慮を巡って 日傘をさして、校門で朝の挨拶をする校長先生

夏休みに入る前、すでに猛暑のような暑さが続いていました。 その暑さ対策として、小学生が登下校で日傘を使うことについて、議論が起きていました。
そんな中、日傘を使っているある校長先生の姿が、ネットニュースで話題になっていました。
・「児童を守ってて格好良い」“日傘の校長”にネット称賛 em-tr271.com/L90494/b581/127461
この校長先生は、毎朝のあいさつ運動の際、日差しが強い日には日傘を差して「おはよう」と子供たちに声をかけていたそうです。
記事には、校長先生の性別についての記載はありませんが、どちらにしても「自分の身を守るため」に、日傘を差す行動を自然に選んだのだと思います。
ちょうど、雨が降ったら傘をさすように、強い日差しには日傘をさす。 それを「当たり前のこと」として行った校長先生の姿勢が、 子どもたちに「日傘OKだよ」というメッセージになったのではないでしょうか。
私は、「暑いから日傘を使おう」と自然に判断して行動する子がいて当然だと考えています。 そこに、「ルールがあるから使っていい」「許可されたから使う」という発想ではなく、 「必要だから、自分で考えて使う」という意識があってほしいのです。
もちろん、安全に使うこと、自分で管理することは大前提です。 だからこそ、学校や先生が、過剰にルール化したり、使用許可制にしたりする必要はないと思っています。
それは、逆に言えば、学校が「余計なお世話をしない」ことも大切だということです。
皆さんは、どう考えますか?