初めてツバメを見た日

4月になり、あたたかい日が続いています。春らしい花が咲くようになってきました。
そして、私の住む地域ではまだ見かけませんが、ツバメが戻ってきて、シュッと飛んでいる姿が見られるようになるはずです。

ツバメは、暖かい東南アジアなどで越冬していました。
それが、春になって繁殖のために飛来するようになるわけです。

よく、学校の玄関や駅舎に巣を作るのだと、私は認識しています。

かつての勤務校の玄関に、毎年巣をかけて、小さな雛を育てていました。クラスの子と一緒に、そっとその姿を見上げたものでした。

皆さんの地域には、すでに飛来したでしょうか。
もし、見かけたら、「初めてツバメを見た日」なるサイトに登録してみてください。
https://em-tr271.com/L90494/b300/120591

桜同様、北上していることがよくわかると思います。… 続きを読む

不登校の子の通知表が「オール1」なのは変

2023/04/12

不登校の子が通知表をもらったら、「オール1」でショックを受けたという記事をウェブサイトで見ました。
これって、えっと思いました。

例えば、足を骨折した子がいて、体育の実技を全くやらなかった学期があるとします。
そうしたら、体育の技能面については、評定不能です。だって、やっていないのですから、評価できません。
それを、「1」と評定するのは変です。

ネットで、試験を受けなかったから、一番低い評定で当然というような考えがありましたが、そもそも通知表の評定は、学んだことについての評価です。骨折して学んでいないことについて評価するのは変です。

同様に、学校に行けなくて授業を受けていない子を評価することはできません。
ですから、不登校の子も「評定不能」です。

通知表には、きちんとその旨を記述すればよいと考えています。… 続きを読む

裏表がないシャツ、前と後ろがないシャツ

1年生を担任すると、体育の後など、シャツを前と後ろが反対に着ている子や、裏表が逆さに着ている子を見つけます。

しかし、衣服の着脱はけっこう面倒で、私は、シャツの前と後ろをよく確認しないで、反対に着てしまうことが、いまだにあります。

思えば、目が不自由な人や、身体が思うように動かない人は、とてつもなく苦労しているかもしれません。

ですが、よく考えれば、裏表がないシャツや、前と後ろがないシャツがあればよいわけです。

すると、そんなユニバーサルデザインなシャツを作った会社があることを知りました。
「HONESTIES」という会社です。
https://em-tr271.com/L90494/b300/120571

縫製やデザインを工夫することで、だんだん製品を増やしていったそうです。
すると、発達障害の子の保護者から、こんな内容の便りがきたそうです。

「子供がシャツを裏表で着てしまい、毎回注意しなければいけない。子供も親も互いに嫌な気持ちになっていた。購入できる機会を切に願っている。」… 続きを読む