平均値・中央値・最頻値

時折、このメルマガのネタにならないかと、中学受験問題を取り上げる日能研の「シカクいアタマをマルくする」をチェックしています。

この2021年5月の相洋中学校の算数の問題は、そんなに難しくないのですが、私達の「平均」信仰を打ち破る問題だと思います。 https://em-tr270.com/L90494/b300/113091

その問題は、以下の通り。

「データを代表する値のことを代表値といい、代表値には平均値や中央値、最頻値(さいひんち)などがあります。
(以下、中略)

(問2)あるクラスの生徒15人が、この1か月間に読んだ本の冊数は下のようになりました。このデータの平均値、中央値、最頻値は、それぞれ何冊ですか。

1・2・1・4・2・1・3・1・12・1・3・3・51・0・2

(問3)(問2)のようなデータのとき、平均値は代表値としてあまり適当ではありません。その理由を簡単に説明しなさい。」

(問2)の答えです。… 続きを読む

「賞味期限」と「消費期限」

売られている食品に、「賞味期限」と「消費期限」が表示されているのですが、これ、似ているけど、いったいどういう意味?と疑問に思う方はいないでしょうか。

調べてみると、意味は少し、いやかなり違うのです。

まずは、消費期限。
この消費期限を過ぎたら、食べるのがやめましょう。 食べるとやばいっす!

消費期限は、書かれた保存方法を守って保存していた場合に、この「年月日」まで、「安全に食べられる期限」のことです。

ですから、お弁当、肉、サンドイッチ、生めん、ケーキなど、いたみやすい食品には「消費期限」と表示されています。

ということは、消費期限をすぎた食品は、食べると食中毒につながることがあるので、食べるのはやめましょう。

次に、賞味期限。
この賞味期限を過ぎても、すぐに食べられなくなるわけではないのです。食べられます。… 続きを読む

「動詞」の授業

昨日、向山洋一氏の「子どもが燃える授業には法則がある」の中から、「形容詞の授業」=「〜しい」の授業を紹介しました。

実は、同書で形容詞だけでなく、動詞も扱っていると述べています。
この部分については、私は、レベルアップマガジンを書くにあたって、改めて読み直して気付いたのです。

このように書かれています。

「続いて、動詞を2つ書かせる。発表させ、全員起立で動詞10個をノートに書かせる。これで、形容詞、動詞は終わりである。」

これでは、ただ動詞をたくさんあげさせただけです。
しかし、時間があれば、形容詞と同様な扱いをやろうと思えばやれる展開だと思いました。

もし、形容詞と同じようにやるとしたら、こんな感じだと思います

走る
話す… 続きを読む