漢字の言葉を一つ使えたら10点

高学年の国語の教科書には、1年間に数回、前学年の漢字の復習のページがあります。
前学年で学習した漢字を、そこで扱うことによって、思い出したり、さらなる定着をはかったりするねらいがあります。
作業としては、その漢字を使った短文を作ることがメインとなります。

教育トークライン5月号に、三浦宏和氏がこの単元を扱う際に「点数を使った意欲付け」の方法を紹介しています。
シンプルな方法ですが、子供はきっとのると思います。
https://em-tr270.com/L90494/b300/112971

三浦氏は、こんな説明をします。

「これらの漢字を使って文を作ります。教科書にある漢字の言葉一つにつき10点です。例えば・・十点、・・で十点、合計二十点というようにします。何点取れるかな。」

これなら勉強が苦手な子でも、単純な文なら作れると思います。

ただ、これだけだと面白くないので、ユニークな文をどんどん認めるようにしたいです。… 続きを読む

旅先ご当地スタンプ暑中見舞い

夏休みに旅行に行った時にクラスの子供たちにできることを、教育トークライン5月号に、村野聡氏が書いていました。
https://em-tr270.com/L90494/b300/112961

それは、

「旅先ご当地スタンプ暑中見舞い」

です。

村野氏は、夏季休業中に私事旅行に行った際、クラスの児童数分のハガキを持って出かけるようにしていると言います。
何をするかと言うと、旅先の施設や駅に置いてある「ご当地スタンプ」をはがきに押すのです。
ほら、何気なく観光施設においてあるあのスタンプです。
あのスタンプを、ハガキにポンポンと押していくのです。

旅の行く先々で、スタンプのイラストやスタンプ台の色を考えながら、はがきに配置良く押していきます。… 続きを読む

世論は「よろん」or「せろん」?

今日も、昨日に引き続いて、言葉の?についてです。
今回、私の意識に引っかかったのは、「世論」という言葉をどう読むかです。
「世論」は、「よろん」と読むのか「せろん」と読むのか、どちらなのでしょうか?
私は、いつもどちらか迷っていました。
だって、話の中やニュースの中で、「よろん」と言っていたり、「せろん」と言っていたりしているからです。

決着?をつけるために調べてみました。
「社会人の教科書」
https://em-tr270.com/L90494/b300/112951

結論から言うと、「世論」は「よろん」とも「せろん」とも読めて、実態として現在は「よろん」と読むことが多いということです。

もともと、「よろん」は「輿論」と書かれていて、「 … 続きを読む