夏時間になると心臓発作が増える

睡眠の重要性について、レベルアップマガジンにまとめて書き上げました。
ただ、そこで取り上げることができなかった衝撃的な事実があります。
それは、夏時間と心臓発作の関係なのです。

日本では行われていませんが、北半球の多くの国で夏時間が設定されています。
3月になると、夏時間に切り替わるのです。
そうするとほとんどの人が、睡眠時間を減らすのです。

「睡眠こそ最強の解決策である」(マシュー・ウォーカー)には、こう書いてあります。

「北半球では3月の夏時間に切り替わる日がやってくると、ほとんどの人が1時間睡眠を失うことになる。
病院の日誌を大量に集めて表にまとめれば(研究者は実際にそれを行った)夏時間に切り替わった日に、心臓発作が激増していることに気づくだろう。」

これを知って、「えっ」と思いました。… 続きを読む

「一番ワクワクした」「1番楽しかった」ことから書くは、発達障害の子 にやさしい

昨日のメルマガでは、「行事作文」についてふれました。
「行事作文」とは、学校で行われる運動会や音楽会、学習発表会、遠足・・・といった行事の後に書かせる作文ですね。

今日、強調しておきたいのは、発達障害の子は、特に行事作文が苦手だということです。

なぜ苦手なのか。
それは、その行事のどこを書いてよいのかわからないからです。

運動会は、たくさんの競技・演技があります。
そのうちのどれを選べばよいのか、わからないのです。

運動会には、競技・演技だけでなく、開会式・閉会式やお弁当を食べる昼の時間もあります。
このたくさんある選択肢のどれを選べばよいのか、わからないのです。

選択肢がたくさんあると、あれこれ迷ってしまいます。そうこうしているうちに、ワーキングメモリーがいっぱいになって、疲れ切る。 … 続きを読む

「一番ワクワクした」「1番楽しかった」ことから書く

学校には、カリキュラムにはありませんが、いわゆる「行事作文」というものがあります。
学校で行われる運動会や音楽会、学習発表会、遠足・・・そういった行事を行った後に、少し時間をとって作文を書かせるのです。

ところが、この行事作文、何も指導もしないと、こんな作文になりがちなのです。

A 5月30日は、楽しみにしていた運動会でした。朝から、わくわくして、登校しました。学校に来ると、様々な国の旗が飾られていました。

それは、運動会の日に起こったことを、順番にずらずら書いていった作文です。

ではどうしたらよいのか。
それは「書き出し」を指導するわけです。

向山洋一氏は、三つの作文を子供達に提示して、どれが良いか選ばせます。

B … 続きを読む