テスト直しの時、赤鉛筆以外の筆記用具を机の中にしまわせる

昨日に引き続き、テスト直しについてです。
テスト直しの時に使わせてはいけないものがあります。
それは、消しゴムと鉛筆です。

これは、わかりますよね。
子供が消しゴムで間違った答えを消して、正しい答えに直して家にテストを持ち帰ったら、「なんで、これバツになってるの?あってるじゃない。」と保護者に誤解されてしまいます。 そうならないために、消しゴムと鉛筆は使わずに、間違い直しは赤鉛筆でやらせます。

とはいえ、 普段の授業中からの癖で、ついつい子供達は筆箱(ペンケース)から消しゴムを取り出して、テストの間違ったところをゴシゴシと消します。 そんな時、「ちょっと待ったー」と声をかけても、後の祭りです。

ですから、テスト直しのルール(テスト直しは赤鉛筆で行う)が定着するまで、赤鉛筆を取り出した後、筆箱は机の中にしまわせるのがよいです。… 続きを読む

テスト後、できるだけ早く返却して、テスト直しをさせる

テストが終わって、採点後、返却します。
その際、子供達にテスト直しをさせていると思います。
このテスト直し、先生たちは実感していると思いますが、かなりの手間がかかりますね。

さて、このテスト直し、いつやったら良いでしょうか。
それは、テスト後、できるだけ早くです。
一番良いのは、テストをやったその時間にテストの丸つけを終えて、すぐ返却してテスト直しをさせるのです。
やったばかりのテストだから、子供の記憶は鮮明です。
どこで、なぜ間違ったか十分自覚できます。

テスト直しは何のためにやるか。
それは、間違ったところを自覚して、さらに学習の定着をはかるためです。… 続きを読む

学級目標の言葉を児童指導の趣意説明に使おう

学級目標は、もう作って掲示してあると思います。
しかし、この頃、その学級目標を話題にした事ってありますか。

学級目標って、意識していないと、ただのお題目になりがちです。
ただ飾ってあるだけの言葉になってしまいがちなのです。

そうならないために、以前、クラスにトラブルが起こった時、学級目標に立ち返って考えるよう、子供達に促すことを紹介しました。

それと同じことを、教育トークライン2020年12月号のデジタルコンテンツで、平山靖氏が提唱していました。

「学級目標の言葉が、そのまま児童指導の趣意説明になる」

と平山氏は言います。
実際は、こんなふうに使うのです。

「今の君たちの行動は、学級目標の仲良くなることにつながるのかな?」… 続きを読む