「虚言癖」の子を担任したらどう対応するか。

「虚言癖」の子を担任したら、どう対応していったらよいのでしょうか。
私はそのような子を担任したことはありませんので、「虚言癖」の子を担任したサークルのメンバーの対応をもとに考えていきます。

まず虚言を減らすことに的を絞った。自分を正当化したい、見栄を張りたいときなど、とにかく嘘をついた。
したがって、正直に言えたとき、それを褒め、強く叱ることはしなかった。「正直に言った方が得だ」と実感してほしかったからだ。
ありがちなのが、「正直に言いなさい」と言って、子どもが正直に言ったら、それを教師が強く叱ってしまう、ということだ。正直に言って、損をしたから、子どもはどんどん口を噤んでしまう。

ここには、サークルのメンバーが、右往左往しながら「虚言癖」の子に実際に対応して得た大切なヒントが書かれていると思います。 ここでの、ヒントは三つ。

・嘘をつく理由を探る
・正直に言ったことを誉める
・嘘をついたことに対して厳しく叱りすぎない… 続きを読む

「スマホ自転車事故」のペナルティー

私は、このメルマガのような文章を書くとき、基本的に音楽を流してやりません。
歌詞やメロディーに気をとられてしまって、文章を書くことに集中できないのです。
ですから、よくラジオを聞きながら試験勉強をした人がいると言うのですが、私にはそのような勉強の仕方は考えられません。

以前、このメルマガで話題にしましたが、脳はマルチタスクがとてつもなく苦手です。
一度に2つのことを処理することは、脳にはできないのです。
同時に処理しているように見えても、脳の中で2つの回路を行ったり来たり切り替えて処理しているだけなのです。

例えば、テレビを見ながら本を読むことができます。
しかしながら、それはテレビを見ているときはテレビに、本を読んでいるときには本に、意識を行ったり来たりさせて脳の処理をしているだけなのです。 決して同時ではありません。
「ながら仕事」「ながら勉強」は、一見同時処理しているように見えて効率がよいように思えますが、非常に効率を下げているものなのです。… 続きを読む