1週間に3回アウトプットするとよい

ここのところ、記憶の話題になっていますのでもう一つ。
国語の記憶・暗記の代表といえば、やはり「漢字」です。

漢字を覚えるのに効果的な方法はなんでしょう。
それは、なんといっても使うことです。

毎日毎日、同じ漢字を使っていれば、忘れるはずがありません。
例えば、渡邊の「邊」や齋藤の「齋」のように難しい字だって、当人が自分の名前として毎日書いていれば忘れるはずがないですよね。

覚えるのに効果的な方法はそのように漢字をたくさん使うこと、すなわち、アウトプットを繰り返すということなのです。
アウトプットを繰り返すことで、「想起」の段階を強化します。

樺沢紫苑氏の「読んだら忘れない読書術」に、このように書いてあります。

人間の脳には、膨大な情報が流れ込んでいます。そして、それが毎日続きます。そうした情報を全て記憶すると、人間の道はたちまちパンクしてしまいます。ですから人間の脳は入力された情報のほとんどを忘れるように作られています。正確に言うと「重要な情報」以外は、すべて忘れるようにできているのです。 … 続きを読む

文部科学省「宿題代行への対応について」

8月29日、学校によって夏休みが終わる直前、または夏休みが終わった直後、先生たちにとって、少なくとも私にとって、衝撃のニュースが飛び込んできました。 文部科学省が、メルカリなど3社と子供の「宿題代行」の出品を禁止することで合意したと発表したのです。

そんな商売があるのか?と、さっそく文部科学省のサイトに行ってみました。
ありました、ありました。
以下は、メルカリとの合意文書です。

宿題代行への対応について
平成 30 年8月 29 … 続きを読む