ここのところ、記憶の話題になっていますのでもう一つ。
国語の記憶・暗記の代表といえば、やはり「漢字」です。
漢字を覚えるのに効果的な方法はなんでしょう。
それは、なんといっても使うことです。
毎日毎日、同じ漢字を使っていれば、忘れるはずがありません。
例えば、渡邊の「邊」や齋藤の「齋」のように難しい字だって、当人が自分の名前として毎日書いていれば忘れるはずがないですよね。
覚えるのに効果的な方法はそのように漢字をたくさん使うこと、すなわち、アウトプットを繰り返すということなのです。
アウトプットを繰り返すことで、「想起」の段階を強化します。
樺沢紫苑氏の「読んだら忘れない読書術」に、このように書いてあります。
人間の脳には、膨大な情報が流れ込んでいます。そして、それが毎日続きます。そうした情報を全て記憶すると、人間の道はたちまちパンクしてしまいます。ですから人間の脳は入力された情報のほとんどを忘れるように作られています。正確に言うと「重要な情報」以外は、すべて忘れるようにできているのです。 … 続きを読む