欠席連絡でインターフォンを使わない

「改訂版 全国の学校における働き方改革事例集」なるものが、今年(令和4年)の2月に、文部科学省のHPにおいて、掲出されました。 https://em-tr271.com/L90494/b300/118481

ここには、主に、ICTに関連させた業務の効率化、削減の事例が紹介されています。
実際、こんな紹介文なのです。

「学校における働き方改革には、何か一つをやれば解決するという特効薬があるわけではないため、小さな取組を積み重ねることが必要です。
そうした取組の一つとして昨年度に公表した「全国の学校における働き方改革事例集」では、どの学校でも取り組みやすく手の届きやすい事例を多数紹介させていただきました。」

そうです。
大きな改革をドーンとやるというよりは、小さな改革を一つ一つ行っていくというイメージが、結局は学校での業務を大きく変えていくのだと、私も思っています。

まず、できること。… 続きを読む

電動キックボードで死亡事故

小学生・中学生ではあまり関係ないかもしれませんが、話をしてもよいと思うので、話題にします。

それは、9/25に、電動キックボードを運転中に転倒し、亡くなる事故があったことです。

この事故は、ある男性が、マンションの駐車場内で電動キックボードを運転(?)していた際に起こりました。
男性が電動キックボードの向きを変えようとして動き出したところ、「車止め」に衝突して、前から倒れて頭を強く打って亡くなったのです。

本来、電動キックボードは、「原付き」扱いで、ヘルメットの着用が義務づけられているのですが、実証実験の場合は、特例でヘルメットを着用しなくてもよいことになっているのです。 「電動キックボードについて」
https://em-tr271.com/L90494/b300/118471

この男性はヘルメットを着用していませんでした。

それにしても、電動キックボードは、車止めほどの段差を乗り越えることができなくて、すごい衝撃で転倒するのですね。

電動キックボードは気軽に乗れそうですが、死に至るほどの危険もはらんでいることがわかりました。… 続きを読む

「リットル」の表記

昨日、英語の筆記体が、2002年学習指導要領のカリキュラムの変更に伴って、教えられなくなったということを話題にしました。

加えて、近年、このカリキュラム変更とは別の理由によって、リットルの単位表記に筆記体ではなく、活字体が使われるようになっているのです。 よって、2年生の算数で「かさ」を指導する際に、この活字体が使われています。

実は、2009年に、教科書の検定基準の改訂があって、そこでは「国際単位系(SI)の単位又はSIと併用される単位がある場合には、原則としてこれによること」とされたのです。

体積の単位は、国際単位系と併用される単位で、その表記は大文字の「L」か、小文字の「l」となります。
ただ、小文字の「l」は、さすがに数字の1とまぎらわしいので、大文字の「L」を用いているのです。

こうして、筆記体の「くるーん」という「リットル」から「L」に、表記が変わっていったのでした。

実は、私はこの変更を知らなくて、ずいぶんたって3年生の算数を教えていて、その変化に気づいたしだいです。

今はもう、筆記体の「くるーん」という「リットル」を使うと、それは何?という単位と言われてしまいます。

時の流れは早いなあ。… 続きを読む