信州大学医学部の本田秀夫氏の元に届いた、発達障害のお子さんに関する悩み・質問で、究極的なものがあります。
それは、「自立」に関するものです。
親がいつまでも面倒をみたり、世話をするわけにはいきません。親は子供よりも先に亡くなるからです。
しかし、一体全体、自分がいなくなっても生きていけるのか。いやいや、それでも生きていかなくてはなりません。
そのときに必要な力を、親が生きているうちに子供につけておきたいと思うのは、切実かつ当然のことだと思います。
具体的には、こんな質問でした。
「将来、親亡きあとも一人で生活していけるように今、身につけておいたほうがいい力とか、大事なことがあったら教えていただきたいです」(母)
私にも、障害をかかえるお子さんの保護者の方がコーチングのクライアントさんになっていて、同様な悩みを抱えています。
決して他人事ではありません。
本田氏の答えは、… 続きを読む