少年院を経験した少年達は、謝り方が上手

白松賢氏の「学級経営の教科書」に「反省を表現する能力」についての興味深いエピソードを載っていました。
「反省を表現する能力」という回りくどい言い方をしていますが、要するに「謝り方」です。

実は、少年院を経験した少年達は、謝り方が上手なのです。

これはなぜだか、お分かりだと思います。
それは、上手にさっさと謝ってしまえば、教師や親の説教や咎められることから逃れられるからです。
皆さんも、「もういい加減にしてほしいから謝ろう」という気持ちになった経験があると思います。
上手な謝り方は、繰り返し叱られている子達が、自然に身につける知恵なのです。

ここで、白松氏は、反省を態度で求める危険性について、

「反省したふりだけ上達し、元々の問題は残されたままになってしまう」

と述べ、「心が全く変化していない」という警鐘を鳴らしています。… 続きを読む

オンライン授業での笑顔の重要性

先日のメルマガで、オンラインのコーチングを受けていて、コーチの表情があまりに無表情だったので、自分を承認してもらえず、突き放された感じがしたという記事を書きました。

同様なことを、教育トークライン2021年1月号で、谷和樹氏が書いています。
それは、「オンライン授業における教師の表情・笑顔」についてです。

谷和樹氏は、この原稿の冒頭で、オンラインで開催されるようになったセミナーにおいて、非常に不満だったことを述べています。
それは、

「教師の表情が見えにくい」

ということです。
これは、パワーポイントのコンテンツを使ったセミナーの場合です。

教室での対面授業においては、教師は子供にきちんと向き合います。そして、子供を見ながら課題を出し、子供の発言や反応に対応します。 そのとき、教師の表情はとても重要な要素だと、谷氏は言うのです。… 続きを読む

どうやったら幸せになれるのか オンラインセミナー「今年こそ幸せに近づく「 幸せの4因子」入門」のご案内

教師の学びと成長サポート
渡辺喜男です。

突然ですが、皆さんは幸せですか?
こう面と向かって言われることもあまりないでしょうが、私達は常に幸せのことを考えています。
幸福学の体験者と言っていいでしょう。

幸せになりたい。
私も、そして、皆さんも、心の底からそう思っているはずです。

ですが、どうやったら幸せになれるのでしょうか。
「青い鳥」を探す?
そんなおとぎ話ではなく、幸せを目指す方法があります。… 続きを読む