意見文の基本形は「サンドイッチ」

私は、意見文の基本形として、結論・理由3つ・結論で書かせていました。
この意見文の基本形は、何年生でも変わりません。1年生でも6年生でも同じです。

教育トークライン11月号で、竹岡正和氏が、私と同じことを提唱しています。
そう、最初は簡単な意見文でよいのです。

竹岡氏は、「りんごとみかんではどちらがおいしいか」に対する意見を例としてあげています。

まず、

「りんごとみかんでは、りんご(みかん)がおいしい。」

と書かせます。
その上で、その理由を書かせるのです。

「まず、・・・だから」… 続きを読む

「通分の基本型」

分数の計算における「通分」は、勉強のできない子にとって鬼門です。
分母を同じにすると言っても、どのように同じ数にしたらよいのかわからないのです。

どんなやり方の通分を教えていくか。
それは、一番手間はかかるけれども、絶対間違えない方法を教えるのです。
やっていけば、必ず最小公倍数が見つかる方法を教えます。

例えば、3/4と4/5を通分するとします。

まず、4の倍数をずらずら書いていきます。
4、8、12、16、20、24・・・

次に、5の倍数をずらずら書いてきます。
5、10、15、20、25・・・… 続きを読む

貸し出し用のなわとびを用意しておく

1年生を担任して、なわとびシーズンになって困るのが、幼稚園や保育園で使われていた綿の縄のなわとびを使う子がいたことです。 なわが回る勢いがなく、二重とびはもちろん、あやとびもなかなかできるようになりません。
私は、学級通信や保護者会で説明して、なわとびを買い換えるようにしてもらいました。

本当は、なわとびの柄の部分が長い方が、二重とびやあやとびがやりやすいのです。
東京教育技術研究所で販売している、「スーパーとびなわ」「とびなわキング」を使うことが、なわとび上達の近道です。

とはいえ、勧めても、みんながみんな購入するわけではありません。
そこで、私は、スーパーとびなわを20本ほど貸し出し用に用意して、借りたい子供に貸し
ていました。

口コミ?でスーパーとびなわの跳びやすさが広まり、二重とびやあやとびに取り組み始めた子が、「先生、貸して」と言いにくるようになるのが常でした。

私と同じことを、教育トークライン11月号に、河野健一氏が書いています。… 続きを読む