ADHDの子が、その1つしかないワーキングメモリーを、窓から見える運動場のサッカーの様子に使われていたら、学習に集中できるわけはありませんね。
通常の子だったら、例えば3つあるワーキングメモリーのうち1つをサッカーに使われていても、残りの2つで学習することができます。
しかし、そんなことがADHDの子にはできないのです。
ADHDの子を学習に集中させるためには、
「ワーキングメモリーを学習以外のものに使わせない」
ことが必要なのです。
そのためにも、
「教室の環境を調整する」
必要があります。
運動場のサッカーが気になるのだったら、カーテンを締めるのです。… 続きを読む