ノートの上で滑りにくいミニ定規や三角定規

最近は、キャラクターの印刷された鉛筆やキャラクターの印刷された消しゴムが大賑わいです。
もちろん、ミニ定規や三角定規・分度器にもキャラクターが印刷されたりしています。
確かに、子供たちの興味を引きます。

ですが、このようなキャラクターの絵は、勉強の妨げになる「刺激」です。
気が散りやすい特性の子は、すぐに気を取られてしまって集中できません。

文房具は、「無味乾燥」というか「シンプル」なものがよいのです。

ですが、先日、その上に、手先が不器用な子向けの定規、三角定規、分度器があることを知りました。

それは、

「ナノピタキッズ」
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ランドセルの「自動ロック」

先日、「1年生あるある」で、ランドセルによる事故?について書きました。
こんな記事です。

「さようなら」と教室で帰りの挨拶をして、子供たちはランドセルを背負います。
そのまま、廊下を通って昇降口まで向かうのですが、途中で、たまたま校長先生に出会ったりすると、1年生はていねいにお辞儀をするのです。

その時に、時折、「事故?」が起こります。
「校長先生、さようなら」とお辞儀をして頭を下げたとたんに、ランドセルの蓋が開いて、教科書やノートといった中身が、どどっと飛び出すのです。 1年生は、時折、鍵の金具をかけるのを忘れるのです。

ところが、今どきは「自動ロック」なるものがついているランドセルがあると教えてくれた方がいたのです。

えっ。
調べてみると、2010年ころからあるんですって。知りませんでした。… 続きを読む

最大公倍数?最小公約数?

今日も、算数の話題です。

日能研の「シカクいアタマをマルくする」問題に、「最大公倍数」「最小公約数」という概念について解答する問題がありました。
https://em-tr271.com/L90494/b300/117091

私たち教師が扱い、子供達が学んでいくのは、もちろん「最小公倍数」および「最大公約数」です。
ですが、ふと「なぜ最大公倍数って習わないんだろう?」「なぜ最小公約数って習わないんだろう?」と思うものです。
そんな疑問に答えたのが今回の昭和女子大学附属昭和中学校の受験問題です。

その問題です。

(問1)『最大公倍数』はなぜ教科書に書いてなかったと考えられますか。あなたの考えを書きなさい

(問2)『最小公約数』はなぜ教科書に書いてなかったと考えられますか。あなたの考えを書きなさい。

要するに、最小公倍数と最大公約数は教科書で扱うのに、なぜ最大公倍数と最小公約数は扱わないのか、という問題です。… 続きを読む