ツバメが巣をかける家は縁起が良い

「ツバメが巣をかける家は縁起が良い、幸せになれる」と、昔からの言い伝えがあると、昨日紹介しました。
実は、この言い伝えには、ツバメの習性が関係しているのです。

ツバメは巣作りをする場所を、人目につかないこっそりした場所でなく、人目につくにぎやかな場所にしています。
普通の鳥は、ねらわれないように、隠れるように人目につかない場所を選ぶのですが、ツバメは違うのです。

それは、卵やひなをねらうカラスやヘビなどの天敵が近寄らない、人の多いにぎやかな場所です。
いわば、人に守ってもらう、人をボディガード扱いしているのです。

そのため、ツバメは人家や商店の軒先、駅やショッピングセンターなど、人が絶えず出入りする場所を選んで巣を作ります。
学校の玄関もそうですね。

でも、その家の人が巣を壊す人だったら困ります。
ですから、巣を壊さないやさしい人の家を選んでいるのだと考えられます。… 続きを読む

久しぶりのツバメ

朝ウォーキングをしていると、低く・鋭く飛んでいく鳥を目にしました。
ツバメです。
久しぶりのツバメでした。

私の住んでいる地域は、人が多く車が行き交う地域ですが、以前は、けっこうツバメの姿を見ました。
ツバメの姿を見ると、「ああ5月になったんだなあ。春から夏に向かうなあ。」と思ったものでした。
また、勤務していた学校の職員玄関には、毎年巣が作られて、クラスの子達と見に行ったことを思い出します。

このツバメ、 実は「生物季節観測」の対象でした。
「でした」というのは、昨年の11月に、2021年から「動物」の観測を完全に廃止すると気象庁が発表したからです。

確かに、近年、都市化などの影響もあって観測対象とする動・植物が少なくなってきていると思います。… 続きを読む

謙遜しすぎるのはやめよう

今日もまた、「謙遜」の話題です。

日本では、褒められたときに謙遜するというのが一般的になっています。
これは、あまり目立つと妬まれて足を引っ張られる(=出る杭は打たれる)ことを恐れるからです。

しかし、「よかったですね」という相手の言葉に対して、

「そんなことないですよ。」
「たまたまです。」
「まだまだです。」

なんて、謙遜が行き過ぎると、自分に影響がでるかもしれません。

それは、謙遜しすぎると

「自分のプライド・自尊心が下がる」… 続きを読む