登校経験者に聞いた「不登校になった理由」

今日もまた、不登校の話題です。
様々な引き出しやデータを持っていた方が、不登校に関して、より適切に判断することができます。
今日のメルマガも、知っていてほしい情報なのです。

教育トークライン2021年2月号で、子どもの発達科学研究所の和久田学氏と一緒に不登校の子や発達障害の子への対応をしている原田朋哉氏が、和久田氏のチームの不登校に関するデータを紹介しています。 それは、「不登校になった理由」を不登校経験者に聞いて、その結果をまとめたものです。

「不登校になった理由」
1  友人との関係 52.9%
2 … 続きを読む

不登校になった要因はたくさんある

このメルマガの読者の中には、不登校の子、もしくは不登校気味の子を担任したことがある人がいると思います。
私も、もちろん担任したことがあります。

私の場合、不登校だった子は途中から登校するようになりました。

また、私はたくさんの不登校気味の子も担任しましたが、その子たちも含めて、一度も不登校の子を出したことはありません。みんな、修了式まで登校したのです。

なぜか?
それは、たまたまのめぐり合わせだったのだと思いますが、私の場合、不登校の子に対して、シンプルに登校刺激を繰り返していただけなのです。

教育トークライン2021年2月号で、小野隆行氏は、「不登校・不安傾向のある子どもへの支援スキル」というタイトルで書いています。

そこで、小野氏は、不登校になった要因を、非常に細かく分析しているのです。

1 集団に馴染めない。怖い。… 続きを読む

子供達が見るか見ないかという観点で掲示物を減らす

鈴木良幸氏は高校の先生です。その鈴木氏が、教育トークライン2021年2月号のグラビアページにおいて、教室の風景を紹介しています。

極めてシンプル。
不必要な物を置かない。

これが、鈴木氏の教室掲示のコンセプトです。
確かに、言葉通りに必要な物以外、何も掲示物がありません。

なぜ掲示物がないか、鈴木氏はこのように言っています

「教室内の掲示物など、生徒はほとんど見ない。よって、絶対に必要なもの(定期試験の範囲など)以外は掲示する必要がない。」

「そうだよな。読まないよな。」と思います。

振り返って、小学校の教室において、誰も読まないものが掲示されていることが多々ありますよね。
子供が読まないものとしてあげられるのは、「学校だより」「学年だより」「保健だより」・・・です。… 続きを読む