「強調して褒める=大きな声で褒めるではない。」

発達障害の子は、時に大きな声で褒められることを嫌がることがあります。
大きな声で褒められることを素直に受け入れられる子は、すでに自分に自信をもっている子であって、まだ自信が持てていない子には、大きな声で褒めることは NG なのです。

教育トークライン2020年12月号に、小野隆行氏が、このような発達障害(自閉スペクトラム症)の子に対する褒め方について書いています。

小野氏は言います。

「強調して褒める=大きな声で褒めるではない。」

なんと!
不安傾向の強い発達障害の子には、小さな声で褒める方が良いと言うのです。

「その子だけに聞こえるような、小さな声でささやくように褒めるのである。」… 続きを読む

通知表の所見準備に音声入力を

通知表の所見を書く時に一番困るのは、いざ学期末に通知表を書く段になって、「その子が何をがんばってきたのか」、「力をつけたのは何か」、「印象的なできごとは何か」など、ちょっと思い出せないことがあることです。

情けないことですが、日々の授業でいっぱいいっぱいにやっていると、そんな子供の姿が抜け落ちてしまがちなのです。

日々、クラスの子ががんばったこと、優しい心遣いをしたことなどをメモしておけばよいのですが、なかなかそれができません。

そして、このでもやったことがある人なら分かるでしょうが、メモだけだと、それを書いた時に、いったい何に心が動かされたのか思い出せないことがあるのです。

でも、この頃は、そんな通知表所見に使える ICT があります。
それは、「音声入力」です。

トークライン2020年12月号に塩谷直大氏が書いています。
それは「Google … 続きを読む

コーチングを受けていると、なんだかほっとした気持ちになります 。

コーチングを受けていると、なんだかほっとした気持ちになります。

いろいろな理由があると思うのですが、あれこれ、思いつくまま考えてみます。

まず、コーチングを受ける際に、「セットアップ」というものを行います。
これは、これからのコーチングにおける「取り決め」「ルール」などの合意形成です。

その中に、「守秘義務」というものがあります。コーチは、このセッションで聞いたこと・話されたことは他言しませんという義務です。 この「守秘義務」があるから、悩んでるけど、なかなか人に言えなかったことに対する障壁が低くなります。コーチには、遠慮なく話せます。

何でも話せるというのはいいですよね。普段、何でも話せる場面はなかなかありません。というか、ほとんどないですね。
職場においても、家族においても、親友においても、それぞれ話しにくいことがあります。

もう一つ、「コーチングの時間は私の時間で、どのようなことを話してもかまわない」というセットアップもあります。
このどのようなことを話しても構わないというのは、話が後ろ向きでもいいということです。… 続きを読む