「人付き合いのマナー」

教育サークルの冊子に、千葉美和氏が、山本東矢氏から教えてもらった「人付き合いのマナー」について書いています。

人付き合いのマナーとは、言ってみれば、気持ちよく相手から思われる人付き合いのマナーであり、いわゆる「空気を読むこと」「マナー」を、やさしくきちんと示したものです。

以下、その山本東矢氏の「人付き合いのマナー」を掲載します。

友達が増える! 人付き合いのマナー15

1こそこそ話をしない。
2机、イスをはなさない。
3手紙のやりとりをしない。
4人に注意はあまりしない。するとしてもやさしく小さな声でする。
5マイナス言葉はとにかく使わない。プラス言葉をたくさんいおう。… 続きを読む

予告して評価する

子供にその行動を意識してもらいたい時は、評価することを予告します。
子供は予告されるからこそ、 そこに意識を集中して頑張ろうとするのです。

この「予告」の良さを教えてくれたのが、石坂陽氏でした。
石坂氏は、朝会の後、靴箱を見て、その評価を子供に話すということを教えてくれたのです。

石坂氏は、教室に戻ってからこのように話します。
「靴が揃えて置いてあった子を、発表します。・・さん、・・さん、・・さん、・・・とってもきれいでした。」
そして、「予告」するのです。
「次の朝会の後も、靴箱をみます。がんばってください。」

こんな予告があることで、この時は全く意識せず靴を揃えなかった子も、次の朝会の時は意識して靴を揃えようと行動します。… 続きを読む

「できない」のか「やらない」のか

言ってもやらない子がいます。「ノートに書きましょう」と言ってもやりません。どうしたらよいのでしょうか。

こんな困り方をしている先生っています。何とかしたいのですが、この子に関わっていっていいかわからないのです。

そんな先生のQに、大門貴之氏が教育サークルの冊子で答えています。

「まずは、その子が、?できない ?やらないどちらなのかをよく考えてみます。
本当にできないのであれば、「?できない」です。本来はできるのにやらないのであれば、「?やらない」です。」

私たち教師は、とかく「できない」を「やらない」に捉えがちです。
「できて当たり前」「やって当たり前」だと考えるのです。

ですが、まず、「その子はできないのだ」と考えましょう。

「?できない子に、「ノートに書きましょう」と言っても、かわいそうです。ノートのどこに何を書くのかを教えます。書くことが少しでもできたら、うんと褒めます。「教えて、褒める」の繰り返しで、その子ができるようにしていきます。」… 続きを読む