漫才のツッコミのように褒める

褒めることで、子ども達のやる気を引き出したり、身につけさせたいよい行動を増やしたりすることができます。
しかしながら褒めるのも、技術が必要なのです。

褒め方の技術は、即時性・明示性・具体性・多様性の4つに関わるものです。
中でも、一番重要なのは、なんといっても即時性です。
良いことがあったらすぐ褒めるということです。

すぐ褒めることは、最高にして最良の褒め方です。

「良いことがあったらその場ですぐに褒める」

これが鉄則です。
「ほめちぎる教習所のやる気の育て方」の著者の加藤光一氏は、この本の中で、この「すぐに褒めること」を漫才のツッコミに似てると言っています。 なるほどと思いました。… 続きを読む

愛着はどのように形成されていくのか

この子、愛着が不十分だったのじゃないか、という子がいます。
妙に荒れたり、妙に拗ねたり、妙に甘えたりする子です。何かしら、自然な素直さを感じないのです。

でも、愛着ってどのように形成されていくのか、そのことを、先日の子どもの発達科学研究所主催の講座で、大須賀優子氏から学びました。

最初、赤ちゃんは微笑んだり泣いたり笑ったりの行動で、母親に向けて信号を発信します。
これに母親が反応すると、自分が行動すると相手が反応するということを学んで、さらにその行動を増やしていきます。
このような「働きかけると良いことが起こる」 体験が、母親という自分でない人を信頼することにつながり、それが安定した対人関係の基礎となリます。 この時には、我慢させることなんかありません。
「働きかけると良いことが起こる」ことを、たっぷり味あわせることが必要なのです。

次に、赤ちゃんは母親に近づいたりしがみついたりの行動をします。安全・安心な母親と一体でいたいという現れです。この時期は、人見知りの時期でもあります。母親べったりです。… 続きを読む

「感動の方程式」その後 びっくりぽんプレゼンテーション、明日です。

教師の学びと成長サポート
渡辺喜男です。

いよいよ明日になったオンライン第3回「びっくりぽんプレゼンテーション」のご案内です。

申し込みサイト
https://bit.ly/30ZdYqD

1年前、小川先生は、第1回びっくりぽんプレゼンテーションの際に、「あなたの感動には秘密がある」という発表をしてくれました。

その発表の紹介文です。

「小川先生の授業はなんでいつも感動するの?」
と言われることがありますが、実はいくつかの秘密があります。
それは、皆さんもご存知の「○○」に示されています。お楽しみに。… 続きを読む