角を丸くカットする「コーナーパンチ」

先々週に、ラミネートした掲示物の角を丸くカットしておくことを推奨しました。
ラミネートしたままだと、けっこう尖っているので、子供がケガするかもしれないからです。

その記事では、「はさみで教師が丸く切っておくとよい」と書いたのですが、世の中、同じようなことを考える人がたくさんいるのですね。

サンスター文具から、「コーナーカッターかどまるPRO」なるものが販売されています。
700円〜800円ほどで売られていて、切る角の大きさが3種類から選べます。

そんな大げさでなくてもよいなら、やっぱり頼れるものは100円ショップです。
100円ショップのDAISOに「コーナーパンチ」なるものがあるのです。

ただ、100円と言っても侮れません。紙がきちんとセットしやすいように、差し込み口があって、ずれることなくカットできます。

スグレモノです。

ラミネートしたら、パッチンとカットしましょう。… 続きを読む

「本職」の定義と「本職」を続けるために必要なこと

作家の島田雅彦氏が「本職」について、定義しています。(朝日新聞2002年9月1日コラム)

「今「本職」の定義というのを考えています。ある仕事をしていて、
1 恥ずかしくない 
2 費やす労力と時間を無駄に思わない 
3 金にならなくてもやる
ということがあればその仕事は、その人にとって「本職」なんです。」
「一つ一つの文章を、時間をかけて磨き上げていく作業は楽しいし、それにかまけて飽きることがありません。のってくれば1日15時間書き続けても苦にはならない。逆に書いていないと病気になってしまいます。たとえ出版されなくても、戦争が起きても小説を書き続けるでしょう。「本職」を持っているのは、幸せなことだと思います。」… 続きを読む

4月、交流級での授業を支援級で「予習」しておく

4月になって、新しい学年になって新しいクラスになり、あたらしい学習がスタートします。
それは個別支援級でも同じです。しかし、一般級とは違った悩みもあるのです。

それは、新たな交流級が決まって交流学習もスタートするのですが、慣れない交流級の子たちとの関係づくりとともに、慣れない学習内容が待ち受けているということです。 個別支援級の子にとっては、慣れないことが二つあって、二重の負担がかかります。

ですから、川口里佳氏は、4月、個別支援級において、交流級での学習内容を「予習」としてやっていくことを推奨しています。

例えば、音楽が交流級での学習になるとしたら、音楽専科の先生に何をやるのか、どんな流れでやるのかをヒアリングしておいて、それを支援級で「予習」しておくのです。 音楽の授業が、「ゆかいにあるけば」で始まり、次に「今月の歌」、次に・・・と流されていくことを専科の先生に聞いて、その通りに音楽の授業をやってみせます。

こうすれば、支援級の子は「本番?」の交流級の授業を、安心して受けることができます。

ぜひ、支援級の子が、ぶつけ本番にならないように、少しでいいですから、交流級の先生や専科の先生に話を聞いて、「予習」をしておくことを勧めます。… 続きを読む