「怒り」は医療リスクや衝動買いを増やす

私達は、大なり小なり、「怒り」を感じて生きています。
でも、そもそも「怒り」は何のためにあるんでしょうか。
それは、危機に際して、生き残るためにあるのです。

例えば、熊と熊が出会ったとします。
その時、動物がとる行動は二つしかありません。戦うか、逃げるかです。

そして、相手と戦って勝てると思えば戦います。逆に、これは勝ち目がないと思えば逃げるのです。
動物にとって、戦うか逃げるか、この二つしかありません。

この戦うか逃げるかの危機に際して、動物は自分を危機にさらす相手に、怒りをもちます。そして、怒ることによって、アドレナリンを放出します。 アドレナリンは、呼吸を浅く速くして酸素を大量にとりこもうとし、心臓を速く動かして血液を大量に送ります。
筋肉は緊張し、硬くなります。… 続きを読む

「自分で変えられることに意識を集中する」

「ストレスは4つに分類できる」と、日本アンガーマネジメント協会の安藤俊介氏は「アンガーマネジメント入門」の中で紹介しています。

私達は、変えられないもの、そうそう変えようがないものに、ストレスを感じてしまうのです。

外見
「もっと目が大きくてキリッとしていたら」「背が高かったら」

他人の性格や言動
「上司の大雑把な物言いが嫌だ」「夫ののんびりしてるところが腹が立つ」

過去
「あと5歳若かったら」「あの大学に行けていたら」

自然条件
「夏に暑いのがストレス」「冬に寒いのがストレス」… 続きを読む

スイカをかざして、「ピッ」と言う

以前、発達障害の子が知覚過敏で、水槽のポンプの音が「轟音」に聞こえるという話をしました。
ふと、私も音に過敏なことがあることに気づきました。

音と言っても、急激な音、甲高い音です。
どうも、その手の音が苦手なようなのです。

例えば、横断歩道がある交差点で鳴る「もう少しで赤信号になりますよ」音。
あれは、頭に突き抜けるように響くのです。

あと、クラッカーとかの「パーン」という音も、年甲斐もなく耳を塞ぎたくなります。
音のイメージが怖くて、苦手なのです。

この甲高い音に関して、先日気づいたことがあります。
コンビニで買い物をして、スイカで支払うと「ピッ」と音がなるのですが、その音に合わせて、私も「ピッ」と無意識に言っていることです。… 続きを読む