「いきなりステーキ」ならぬ「いきなりスピーチ」

「いきなりステーキ」に行って食べたことがありますか。
今日、紹介するのは、「いきなりステーキ」ならぬ「いきなりスピーチ」です。

サークルの季刊誌「いぶき」に、高橋優先生が「いきなりスピーチ」の原稿を書いています。
内容は、「スピーチ」というより「暗唱」なのですが、語呂合わせ上「スピーチ」がふさわしいと思います。

その「いきなりスピーチ」はどのようにやるかというと、以下の通りです。
高橋優先生の原稿から、抜粋します。

・いきなりスピーチのやり方
学習した内容を、時間をあけてスピーチするだけ。

例えば、最近やったいきなりスピーチは次である。
4年社会科。水はどこから来ているか学習し、次のことを暗記させた。… 続きを読む

発達障害の子が音楽の授業が苦手なわけ

発達障害の子に特徴的なことに、手先の動きが不器用なことがあります。
箸などが上手に扱いにくいのです。微細運動障害とも言う場合もあります。
この症状が、音楽の授業において出た事例を知りました。

その子は、ADHDと広汎性発達障害があって、音楽の授業がイヤで、授業に参加しないことが頻繁にあったそうです。

「なぜ、音楽の授業に参加しなかったのか」、その理由を成人してから聞いてみると、一つは、やはり、手先が不器用だったからなのでした。

小学校1年生のときにドアに指を挟んで、大きなケガをしたことに加えて、ケガをしていない指も思った通りに動かすことができないことで、リコーダーが大の苦手だったのです。 そして、リコーダーの演奏のときに変な音が出てしまい、先生に注意されることが苦痛だったと言います。

そして、2つ目は、音楽の授業が、机がなくて椅子だけが並んだところに座って行われるので、落ち着かなかったからなのです。
机がないことで、安心できず、ソワソワしてしまうんだと言います。

そして、3つ目。… 続きを読む

横浜国際競技場の遊水地はすごい

台風19号の被害を防いでくれる役割を果たしたのが、「遊水地」でした。
ニュース番組などで、何回か取り上げられたのでご存知だと思います。
それは、台風の翌日、ラグビーワールドカップの日本対スコットランド戦が行われた横浜国際競技場(日産スタジアム)の周り一帯です。

この横浜国際競技場が出きたころ、大雨になって洪水が起こりそうになると、この競技場の周り一帯に水を貯めて、水害を防ぐと聞いていました。

その頃は、「へーっ」と思っただけでした。
しかし、確かに、横浜国際競技場の周りには、公園があるだけで何もありません。
何かしら建物があって商店や住居などがあってもよさそうなのに何もないのです。

それは、遊水地にするためのスペースだったのですね。

この遊水地の正式名称は、「鶴見川多目的遊水地事業」と言います。

鶴見川多目的遊水地事業とは … 続きを読む