子供の悪口を聞いたら、私はそっとその場を離れることにしています

職員室で、子どもの悪口を平気で言う教師がいます。

「あいつはだめだ」
「何度言っても、やらない」

なぜか、こういう悪口は、大きな声で話されるのです。
ですから、自然と耳に入っています。

いやな気分です。
この悪口は、がんばってもがんばっても、なかなか成果が出ない愚痴なのでしょうが、それでも、非常にいやな気分になります。

このような時、私は、そっとその場を離れることにしています。
そんな悪口が耳に入ることで、マイナスのオーラが私の中に入ってくる気がするのです。それが耐えられません。

愚痴るのは了解できます。… 続きを読む

「貧乏ゆすり?」グッズで落ち着き、集中する

机の下で、ゆすったり、押したり、タッしたりできる、こんな「貧乏ゆすり?」グッズを、特別支援専門のウェブショップで見つけました。 「ビジーレッグ」という商品名です。
https://www.uepshop.jp/SHOP/T25-167-SD09229.html

この「貧乏ゆすり?」グッズ、どんな子のために売られているんでしょうか。

昨日、「感覚欲求」についてお話いたしました。
体のある部位を動かすことで、緊張状態から離れて、心理的に安定した落ち着きを得ようとするタイプの子がいます。
そういう子たちは、何かをいじったり、指先を揺らしたりします。
落ち着きがないように見えますが、こうすることで、落ち着いて集中しているのです。

しかし、
このの感覚欲求を安定させるための行為として、消しゴムの削りカスをいじるくらいならよいのですが、… 続きを読む

プニプニした「クッシュボール」をいじって、勉強に集中するかもしれない

授業中、常に消しゴムの削りカスをいじっていたり、指を動かしたりしている子がいます。
その子は、別に集中していないわけではなく、きちんと学習に参加し、発表もしています。
そう、何かをいじって落ち着いたり、体のある部位を動かしたりすることで、落ち着いて集中できるというタイプの子がいるんです。

人は興奮しすぎず、ぼんやりしすぎない、落ち着いた状態を維持したいという欲求があります。
(感覚欲求という方もいます。)
しかし、緊張したり、不安になったりして、この欲求が満たされない場合、ある運動を行うことで、その欲求を満たそうとするのです。

先に示した、消しゴムの削りカスをいじったり、指をせわしなく動かしたりするのもそうです。
椅子をガタガタ鳴らす、鉛筆を噛むこともそうなのです。

低学年の先生の中には、常に、よい姿勢、手はお膝で、話を聞きなさいと、厳しすぎるほど厳しく教える先生がいます。
が、あまりやりすぎてはいけません。… 続きを読む