名前を先生が書いていいかな?

一昨日、小田原の高橋優先生の、1年生を担任した際の実践を紹介しました。
今日も、その冊子の中に、気になる一節があったので、紹介します。

1年生は、とにかく落とし物が多いです。「先生、・・が落ちていました。」
・・には、ティッシュやら、ハンカチやら、色帽子やら、ペットボトルやら…。
特に、ティッシュの落し物が多いです。また、ティッシュには名前が書いていないことが多いです。「これは誰のですか?」と聞いても、1年生は自分のかどうかわかりません。 こんな些細なことでイライラしたくありません。だから落し物で名前がなかったら、私が名前を書いてあげることにしています。

「名前が書いていない子おいで。名前を書いてあげますよ。」

たったこれだけで、教師も子供もストレスレスです。
「わ−い1年生担任」高橋優著

私も、高橋先生と同じようなことをやっていました。… 続きを読む

自分が今、上、横、下、どっちの方向に進んでいるのか、簡単にわかる方法

新しい学年になって、「これからこんなことをやってみたい」「あんなこともやってみたい」と夢を膨らませている人が多いと思います。 でも、「どうも違うなぁ」「気持ちが乗らないんだよなぁ」と小さなもやもやをもっている人もいると思うのです。
そんな人は、今微修正しないと、そのまま違う方向にずっともやもやを抱えたまま進んでいってしまうかもしれません。

なんでそんなことを言うかというと、このメルマガで何度か紹介した斎藤一人さんの本を読んでいたら、こんな一節があったからです。

人生は上に行くか、横に行くか、下にさがるか。この3つしか道がないんです。
要するに現場にずっととどまったままか、上にあがっていくか、今よりもっと下に落ちるか。
成功する人は上にあがっていきます。成功したければ、上にあがる道を選ばなくちゃいけない。
ここからがおもしろいところですが、自分が今、上、横、下、どっちの方向に進んでいるのか、簡単にわかる方法があります。
それは自分の気持ちの状態です。

上に進んでいれば、ワクワクして楽しくなる。… 続きを読む

1番いい鉛筆でテストをしなさい

低学年の子ども達に指導するとき、「こうさせたい」と思っても、ピタッとくる言葉が浮かばないことがあります。
そんなとき、次善の次善の次善の策として、便利な言葉があるんです。
それは、「一番いい・・・」です。

1年生など、時間がたつにつれて、だんだん姿勢が悪くなっています。机に上に、突っ伏す子も出てきました。
そんな時、こんな風に言ってみたことがありました。
「はい、1番いい姿勢になりなさい。」
とたんに、ピンとした背筋の伸びた姿勢になりました。

朝の挨拶。
ひとりひとり名前を呼んで、「はい」と返事をしてもらいます。
そんな時、こんな風に言ってみたことがありました。… 続きを読む