忙しい波動と暇な波動

昨日お話したように、私の住む地域はラーメン屋の激戦区です。
ところが、この頃、ラーメン屋とは別に、本格的な中華料理店が続々と開店しだしたのです。

元々は、本格的な中華料理店は一つしかありませんでした。
円卓とテーブル席がごちゃごちゃとあり、店の奥には、団体用のテーブル席も仕切りの向こうにありました。
季節を問わず、にぎわっていました。家族のお客さんが多く、味も見劣りすることはありませんでした。
横浜の中華街に本店があって、そこの支店のような存在だと思います。Aとしておきます。

そこに、100mほど離れた違う通りに@本格的な中華料理店BC一気に2店開店しました。
しかし、Aはゆらぐことなく、にぎわいを続けます。B、Cも、ランチの定食を中心にそこそこの客足です。

ところが、今度は、Aの5軒隣に本格的な中華料理店Dがオープンしたのです。
きらきらと輝く看板を玄関に出しました。… 続きを読む

「店先に椅子」作戦

私の住む地域は、神奈川大学と大きな商店街のある地域で、たくさんの飲食店があります。
そこは、家系の「六角屋」を始めとした様々なラーメン屋が店を並べる、ラーメン屋の激戦区でもあるのです。

数日前、そのうちのあるラーメン屋の店先に、椅子が3脚ほど並んでいました。
「あれっ、今まで椅子なんてなかったなあ」と思っていたら、その椅子に人が座りるようになり、後ろに人が並ぶようになりました。

この「店先に椅子」作戦、どのぐらいもつかわかりませんが、けっこういい作戦です。

店先に椅子を並べることで、この店は人が並ぶほどの人気店だということを、道行く人に訴えているのです。

調べてみると、このような「店先に椅子」作戦は、「ハーディング効果」なるものを使ったものだとわかりました。

ハーディング効果とは、行動経済学の考えの一つです。
それは、他の人と同じ行動を取りたいという心理のことで、ある事象に対して「合理的な行動を取る」ということよりも、むしろ「周りの人と同じ」行動を選択し、安心感を得たいという気持ちが強く出てしまうことです。

簡単に言えば、ハーディング効果=群衆心理です。… 続きを読む

ミッキー、ラッキー、ハッピー

「い」は笑顔になる口の形です。
ですから、この口の形をうまくキープして、自然な笑顔を作れるように練習したとアナウンサーの樋田かおりさんは言っています。
「ドキドキに負けない話し方」 樋田かおり

そして、いやな気分の時には、この方法を使って無理にでも笑顔を作り、気持ちをポジティブにしたとも言っています。

樋田さんは、「いー」と言うのではなく、「ラッキー」「ハッピー」のように、語尾が「い」のポジティブの言葉を使って発声練習したのです。

ラッキー
ハッピー
エンジョイ
ラブリー… 続きを読む