ボールを2個にするだけで、ドッジボールが変わる

休み時間の遊びナンバーワンは、ドッジボールでしょう。しかし、その人気のドッジボール。よく見てみると運動量はとても少ないのです。
活躍する子、活躍しない子も固定されています。ボールに触っている子は限られているのです。
なんとかならないのでしょうか?

そのための簡単な手だての1つがボールを増やことです。ボールを1個から2個にすることだけでずいぶん変わります。

ボール1個の時、飛んでくるボールを余裕を持ってよけたり、キャッチしたりしていた運動神経抜群の子でも、ボールが2個になった途端、そうはいかなくなります。
どこからボールが飛んでくるかわかりません。常に、ボールがどこにあるか、誰が持っているか注意を払わなくていけなくなります。
たとえ、自分がボールを持っていたとしても、もう一つのボールを味方が持っていなければ、絶対安心できないのです。
油断も隙もあったものではありません。

また、こんなことも起こります。
普段、あまりボールに触れない子でも、誰かに当たったボールがコロコロコロと足元に転がってくるのです。
そうすれば、そんな子でもボールを投げることができます。
ボールに触れるチャンスが増えるのです。

ボールを増やすだけで、活躍するこが増えます。極々 、簡単なことです。
ぜひやってみてください。

でも、もし、クラスのボールが1つだとしたら、体育主任の先生などに要望を出して、クラスのボールを2個にしてもらいましょう。