緒方貞子さんが亡くなられました

緒方貞子さんが、この10月22日に亡くなられたと報道がありました。
謹んでお悔やみいたします。

私は、有料のメルマガであるレベルアップマガジンにおいて、瀧本哲史氏の「ミライの授業」をブックレビューした際、そこに緒方貞子さんが取り上げられていたのです。

渡辺喜男のレベルアップマガジン
https://goo.gl/TfNf5y

緒方貞子のことを知るにつれて、

「すごい日本人がいる」

そんな思いをもちました。

皆さんにも、詳しく緒方貞子さんを知ってほしく、全文を載せます。

ブックレビュー「ミライの授業」12(ミライは「逆風の」向こうにある2)… 続きを読む

今年の「青春の歌」河野裕子短歌賞

2昨日紹介した河野裕子短歌賞には、「家族の歌・愛の歌部門」と「自由題部門」だけでなく、「青春の歌部門」があります。
それは、中学生、高校生の短歌を募集しているのです。

そして、今年の「河野裕子賞 青春の歌部門」は、次の歌でした。

春がもう近くにあるねストローを猫のしっぽの形に曲げる
       (茨城県下館第一高等学校 大幡 浅黄)

この歌を選者の池田理代子氏は、このように評しています。

「向き合っている二人なのだろうか、猫のしっぽのような形にストローをもてあそぶ姿に、相手、または自分の心の在りようが伺える。」… 続きを読む

今年の「家族の歌・愛の歌」河野裕子賞

今年も、2010年に亡くなった女性歌人、河野裕子さんを顕彰する河野裕子短歌賞(産経新聞社主催、京都女子大学共催)の入賞作品が10/20に発表されました。 この短歌賞が特徴的なのは、「家族を歌う」ことです。
そんなに短歌に詳しくない私のような者が読んでも、心にぐっときます。
子供たちに紹介してもらってもよい短歌です。

まず、河野裕子賞 家族の歌・愛の歌部門です。

暑さなど覚えていない八月のようやく君に会えた日のこと
        (神奈川県横浜市鶴見区 杉山 太郎)… 続きを読む