暗唱を継続的にやってくると、10月、11月ともなると、それなりの数の詩や名文を子供たちが覚えている状態になります。
そんなとき、「サバイバル暗唱」という方法で、これまでの暗唱を復習?したり、暗唱に対する意欲をよみがえらせたりできます。
「サバイバル暗唱」とは、以下のやり方で行います。
1 全員起立して、教師が言った題名の詩文を声をそろえて暗唱する。
2 途中で間違ったり覚えていなかったりした子は、座っていく。
3 みんなが言い終わると、教師が次の題名だけを言う。
4 … 続きを読む
暗唱は、子供にとって非常に達成感のあるものです。
有名な詩文を、間違えず、つっかからず、何も見ずに空で読み上げる。
暗唱をやり遂げたとき、子供は「やったー」と飛び上がって喜びますし、周りで固唾をのんで聞いていた子たちは盛大に拍手をおくります。
しかし、一番最初から「この詩を覚えなさい」と子供に言っても、覚えられるわけがありませんし、暗唱自体をいやになってしまいます。
「細分化」が必要なのです。
「海雀」、それは、かつて光村図書の5年の国語教科書に掲載されていた詩です。
海雀 北原白秋
海雀、海雀
銀の点々、海雀… 続きを読む
昨日は「ジョハリの窓」の4つの窓について学びました。
「盲点の窓」と「秘密の窓」について、考えていただけたでしょうか。
「自分は知らない」「他人は知っている」領域=「盲点の窓」については、他人から自分の知らないクセについて知らされると、「そうだったのか」と恥ずかしくなります。
また、
「自分は知っている」「他人は知らない」領域=「秘密の窓」については、親しい知人なら「これは話してもよい」とか「なんで、これ黙っているんだろう」と疑問に思えるものもあったのではないですか。
「ジョハリの窓」の4つの窓を、ワークショップによって明らかにすることが行われています。
しかし、「ジョハリの窓」の4つの窓を知った後、どう行動したらよいのかを理解することが大切なのです。
一つ目は、
「自分は知っている」「他人は知っている」領域=「開放の窓」をさらに広げるようにすることです。
これは、「自分は知っている」「他人は知らない」領域=「秘密の窓」を少し開けて、自己開示していくことです。… 続きを読む