場面緘黙の子にICTアプリが有効

GIGAスクール構想によって、一人一台のタブレットを活用した授業が展開されています。
例えば、Jamboardというアプリによって、子どもたち一人ひとりの意見が、タブレットを通して教室にある大きなディスプレイに映し出すことができるのです。

これって、話題にしていた場面緘黙の子にとって、とってもメリットのあることだと思っています。

それは、場面緘黙の子にとって有効な手立てである

「多様な表現方法を用いて表現させる」

ことに合致しているからです。

場面緘黙の子に話すことを求めるのではなく、書くことでそれを代替えして、自分を表現してもらうのです。

昨日紹介した、私がかつて実践していた算数の計算だと、

「では、・・君の列、前の人から答えを言っていきましょう。」
この・・君の列には、その子がいます。… 続きを読む

場面緘黙の子への手だて「多様な表現方法を用いて表現させる」

このところ、場面緘黙の子について話題にしています。

昨日は、

「場面緘黙の子に過度のプレッシャーを与えたり、話すことを強要したりすると、より強固にしゃべらなくなってしまう」

という研究があることを提示しました。

では、どんな手だてをとればよいのでしょうか。

それは、

「多様な表現方法を用いて表現させる」

ことです。
場面緘黙の子は、話すことができないなら、話さない表現方法をとればよいのです。

私の場合は、その子の自己表現を代わって行うようにしていました。… 続きを読む

話すようにプレッシャーをかけられた場面緘黙症の子は、もっと話さなくなる

昨日は、場面緘黙について、

「場面緘黙は不安障害の一種であり、わがままではない」

という知見をお知らせしました。

調べていくと、場面緘黙の子に過度のプレッシャーを与えたり、話すことを強要したりすると、

「数年にわたって話すようにプレッシャーをかけられた場面緘黙症の子供は、症状が持続するだけでなく、より症状が悪化する方向に強化されます。」

という、アメリカの学者が言っていることを見つけました。

要するに、これは教師の善意の情熱とはうらはらに、

「場面緘黙の子に過度のプレッシャーを与えたり、話すことを強要したりすると、より強固にしゃべらなくなってしまう」

ということなのです。

これは、場面緘黙は不安症であって、努力したり、がんばったりしても治らないことを知っていれば、そんな過度のプレッシャーをかけることはありませんね。… 続きを読む