春休み前休校、家にいて学習できる動画学習サービス

新型コロナウイルス対応で、春休みを前倒して、小・中学校、高校が休校になりました。
家にいることになった子供たちにどんなに勉強させるのか、先生だけでなく保護者も大変だと思います。

この事態を受けて、オンラインで授業はできないかとテレビのコメンテーターが急に言い出しました。
現在、そのようなことはできませんが、オンラインでの動画学習サービスなら、少しずつ出ています。

有名なのは、

スタディサプリ
(小学生4〜6年生)
http://em-tr270.com/L90494/b300/18331

です。
リクルートが立ち上げています。… 続きを読む

腕相撲左場所

先日、小学校の先生向けの講座において、クラスの子供同士が仲良くなるためにゲームを積極的に活用しているという実践の報告がありました。

その男女が仲良くなるゲームの中に「腕相撲」がありました。
腕相撲、私もよくやっていました。

それは、雨が降っている日。
若干、どよんとした空気が教室に流れてきます。
そんなとき、おもむろにやるのが「腕相撲」です。

最初の時は、「左場所」を行います。
最初の時に、「右場所」をやってはいけません。
右手の腕相撲は、男の子の独壇場になってしまうからです。
左手の腕相撲は、女の子がかなり勝てます。これなら、もっとやりたい、という気になります。… 続きを読む

「指名のリレー」の弊害 その2

まだ、あたたかいコミュニティ・クラスになっていない段階で「指名のリレー」を行うと、弊害の方が大きいと、昨日ある授業の例を使って示しました。

実は、私はこんな授業も見たことがあるのです。

算数の授業。
分数の足し算。課題「分数の足し算のやり方を考えよう」
問題解決学習の授業。いろいろなやり方で、同分母同士の分数の足し算を解き、練り上げと称して、そのいろいろなやり方に共通する考え方をまとめていく授業でした。

その共通する考え方を発表していきます。
教師が、ある子を指名しました。その子は、
「同じ分け方なので、そのいくつ分同士を足し算すればよい」と発表しました。
その発表をうけ、教師は「誰かを指して下さい。誰でもいいですよ。」と指示しました。
その子は、すかさず、「S君、答えて下さい。」と指名しました。S君の手は挙がっていないのです。… 続きを読む