「指名のリレー」の弊害 その1

ある勉強会に参加しました。
その勉強会には、初めての参加でしたが、メンバーは快く迎えてくれ、こちらを気遣ってくれて、心地よく充実した時間を過ごすことができました。 と、終わりの時間になり、今日の感想をそれぞれが言う場面になって、司会の人が、
「では、Aさん、感想をどうぞ。感想を言いましたら、次の方を指名してください。」
と述べたのでした。
その瞬間、私の脳裏に、そんな「指名のリレー」に関する、あまりよくないイメージがポンと浮かんだのでした。

今回の勉強会のような、参加者同士がお互いを気遣うコミュニティなら、「指名のリレー」は全く問題ありません。

しかし、そのようなあたたかいコミュニティ・クラスになっていない段階で「指名のリレー」を行うと、弊害の方が大きいです。

私は、こんな授業を見たことがあります。

国語の授業、「ごんぎつね」… 続きを読む

「ワカメのポッキー」もう少し

まだ、あの「ワカメのポッキー」が耳について離れません。
こうなったらもう少し調べてやれ、と替え歌全体について調べてみました。

もうご存知でしょうが、「旅立ちの日に」の元歌はこんな歌詞です。

旅立ちの日に
(作詞:小嶋登 作曲:坂本浩美)

白い光の中に 山並みは萌えて
はるかな空の果てまでも 君は飛び立つ… 続きを読む

「ワカメのポッキー」

このところメルマガで、卒業式のことを何度か話題にしていたせいでしょうか、「旅立ちの日に」の替え歌が、耳について仕方がなくなりました。 あの「ワカメのポッキー」です。

「旅立ちの日に」は、小学校教師の私にとっては、「新しい」卒業式の歌です。
私が初めて6年生を卒業させた時に歌ったのは、「仰げば尊し」でした。その時には、もう、時代が違う感じがありましたが、その勤務校は、その流れに逆らって「仰げば尊し」を選んで歌っていた気がします。

そのうち、「仰げば尊し」から「巣立ちの歌」になりました。
そう、「いざさらば さらば先生 いざさらば さらば友よ」の歌です。

この「巣立ちの歌」が歌われるようになって、中学校は「旅立ちの日に」で、小学校は「巣立ちの歌」というのが、ずいぶん続きました。… 続きを読む