出席番号について調べていくと、「姓の五十音順での位置は学業成績に影響を与えるのか」なる論文を見つけました。
https://em-tr271.com/L90494/b300/119091
これは、要するに、「出席番号の若い子の方が成績が良くなる」傾向があるということを考察した論文なのです。
その理由として、このように推察しています。
「出席番号が前の人、すなわち姓の五十音順で前に位置する人は、発表や実演などを行う際には、トップバッターの役割を担うことが多い。すぐに順番が回ってくるため、その場で考慮する時間も少なく、先陣を切って行動しなければならない。このような状況に、姓の五十音順が前の人は、幼い頃から何度も晒されている。 そのため、姓の五十音順での位置が前の人には、自主性やトップバッターとしての責任感が求められ、それらが自然と身についたのではないだろうか。」
確かに、中学校や高校では、出席番号1番から発表させたり、実技をさせたりすることが多いと思います。
そんな経験が積み重なると、自主性とか責任感が身についていくと言うのです。
それで、この論文では、大学の推薦入試の登録番号が五十音順になっていることが多いことに目をつけ、それを調べていくと、姓の五十音順が前に位置する人ほど、合格率が良い可能性が高いことがわかったというのです。
さてさて、この論文を読んで、出席番号が後ろの方の「わたなべ」くんは、なんだか反論したい気分になったのでした。… 続きを読む