オンラインでの確認の方法

コロナ禍とはいえ、子供達を相手に、オンラインで授業をする機会はほとんどなくなってきています。
しかし、今後、休校になったり、自分のクラスだけ登校停止になる事態は、十分考えられることです。
きっと、配布されたタブレット等を使って、オンラインで授業する必要が出てくると思われます。

それでなくても、もうオンラインでの授業ができることが必須のこととして考えることが、時代の流れだと捉えた方がよいと思うのです。

そんなオンラインでの授業も、通常のリアルの授業と同様、子供達がきちんと活動しているか確認する必要があります。
しかし、当然、リアルな授業とは違う確認の仕方ですね。

そんな確認の仕方の例を、教育トークライン2021年7月号で、加藤綾乃氏があげています。

「書けたら、ノートをカメラに向かって見せてごらん」
「書けたら、手を振ってごらん」
「できたら、カメラに向かってOK … 続きを読む

文字起こしの効果

自分の授業を録音・録画して、それを文字起こしをしたことはあるでしょうか。

やってみるとわかるのですが、愕然とします。
あまりに言葉が多かったり、テンポが悪かったり、聞くに耐えません。

ですが、そこを我慢?して、授業の始め5分だけでよいので、文字起こしすると修正すべきことが明確になって、授業が変わっていきます。

一番の変化が「言葉を削る」ことです。
あまりに無駄で、余分な言葉を使っているのが、文字起こしでわかるのです。

そんな授業の冒頭の文字起こしを3年間続けた結果を、教育トークライン2021年7月号に染谷樹氏が書いています。

「聞くに耐え難い自分の声。何度も止め、文字に起こした。そして、いらない言葉を削った。これを3年間続けた。
私が学んだのは、自分の言葉の数だ。」

そのようにして言葉を削ることで、二つの変化が現れたと染谷氏は言います。… 続きを読む

図工の評価のための写真の撮り方

図工の評価をどのようにしていますか。

私は、若い頃、授業の際に、もうぎりぎりまでせいいっぱい指導をしていて、授業中に、評価のことを一切考えていませんでした。
ですから、図工の授業が終わってしばらくたって、評価の時期になってから「ジタバタ」することになりました。
もう、大変でした。

そんな図工の評価について、教育トークライン2021年7月号に、三浦よう子氏が書いています。

その1つが「写真に残す」です。

それは、写真ができた子から、写真を撮るのです。
現在は、スマホやタブレットがあるので、簡単にできますね。

そこでのポイントは、

「作品と子供と一緒の写真」… 続きを読む