向山洋一氏の「形容詞の授業」

レベルアップマガジンで、ブックレビュー「子どもが燃える授業には法則がある」を取り上げています。
その中に、形容詞の授業があって、これは「教え方にはポイントがある」ことの事例だったのですが、確かにポイントをついていると思いました。

その「形容詞の授業」=「〜しい」の授業を紹介します。
圧倒的に楽しい言葉遊びの授業です。

授業の実際はこんな感じです。

〜しい

と板書。

「「〜しい」という言葉を、できるだけたくさんノートに書きなさい。」

この指示だけでは意味がわからない子がいるかもしれませんので、例をあげます。

楽しい… 続きを読む

1年生担任の先生へのコーチングで

先日、この4月から1年生担任を初めてするという先生に、コーチングをしました。

コーチングとはいえ、私の方から情報提供するという場面もたくさんありました。相手に情報がないので、そのことについてアドバイスではなく、「提案」をするわけです。 もちろん、その提案通りにするか、しないかは相手の主体性にまかせます。

さて、そのコーチングにおいて、たくさんの「提案」をして喜んでもらったのですが、その「提案」の一つに、早く「ひらがな五十音」調査をすることがありました。

1年生担任をやったことがある方ならお分かりだと思いますが、1年生の国語のテストに、「ひらがな五十音」が書けるかのテストがあります。 例えば、あさがおのイラストが描かれていて、教師は「あさがおのあ」と言って、「あ」の字を書かせるのです。
それが、五十音、「あ」から「ん」まで調べるようになっています。

このテストは、一応五十音を勉強した後にやる建前になっています。
しかし、それを早くやるわけです。私はいつも、ひらがなを学び始めてすぐやるようにしていました。
具体的には4月の半ばから下旬です。… 続きを読む

「教師のバトン」文科省の回答

2日に渡って紹介している、文部科学省が教師を目指す人を増やすために現役の教師に教師としてのやりがいを Twitter で募集した「教師のバトン」。

#教師のバトンプロジェクト

確かに、教師の仕事の理不尽さを訴える内容で炎上しましたが、そのことが、文科省に具体的な対応を迫ることとなりました。

それに対して、文科省はきちんと回答をしていて、今風?にnoteに掲載されました。
そこでは、こんなことが書かれています。

「たくさんの様々なご意見を寄せてくださり、ありがとうございます。

ご意見の中では、
・長時間労働の改善… 続きを読む