生徒の欠席が洗濯機を置くことで改善

アメリカでは、生徒の無断欠席に悩む学校が多いのです。
長期欠席だけでなく、ちょくちょく欠席する子たちがたくさんいるのです。
アメリカ各州が様々な対策がとられており、中には「目覚まし時計」や、「バスのトークン」(チケット)を与えたりして、欠席率を減らそうと躍起になっています。

そして、ケンタッキーなどの学校では、思いもかけぬ対策を講じて、無断欠席を防ぐ効果をあげたのでした。

その学校に通う生徒は、低所得層が多く、欠席しがちでした。
それまでは、無断欠席は罰則で対応していたといいます。
「ズル休み」を許してはいけないと考えていました。

しかし、これだけの人数の子が休むとなると、これは「早期の警報」と捉えたほうがいいと考え直したのです。
欠席には、何らかの原因があると問いかけたのでした。

そして、取った対策が「洗濯機を学校に置く」ことでした。… 続きを読む

「中学校に行きたくない理由」は「授業」に関することが多い

日本財団が発表した「不登校傾向にある子どもの実態調査報告書」には、「中学校に行きたくない理由」も調査されているのです。
なんと、「授業」に関することが目立った理由なのです。

昨日示した、不登校傾向の分類は以下の通りでした。
1 不登校(文部科学省の定義による)
2 不登校気味(文科省定義外)
3 教室外登校
4 … 続きを読む

不登校傾向にある子どもは、10人に1人

2018/12/12、日本財団は「不登校傾向にある子どもの実態調査報告書」を発表しました。
その報告書によると、不登校傾向にある子どもは、なんと10.2%もいて、10人に1人なのでした。
http://supervisor-ex.com/L90494/b300/13671

調査は、2018年10月に中学生年齢の12歳〜15歳合計6,500人を対象にインターネットで行いました。
まず、不登校傾向について、その結果を分類して示します。

1 不登校(文部科学省の定義による)
・年間30日以上、学校に行っていない
3.1%

2 … 続きを読む