涙の方程式

クラスの子が転校する日。
私が担任するクラスでは、そんな転校の別れに「涙」はつきものでした。

他の方はどうか知りませんが、私はクラスの子が転校する日には、必ずお別れ会を設定していました。
別れ会と言っても、お楽しみ会と全く変わりません。
いつものように、ゲームをするのです。

定番のフルーツバスケットやハンカチ落し、外遊びならどろけいなど、思い切り遊びます。

そうした楽しい時間を過ごした後に、転校する子への一言メッセージをみんなが言っていきます。
すると、 その転校する子と仲の良かった子がしくしくと泣き出したり、特に親しくしていたわけではないのに感情移入して涙を流す子が出てきます。

そんな感じで、少しばかり「別れを演出」をすることで、「別れ」を思い出深いものにすることができるのです。… 続きを読む

子供と一緒に片付ける

今日もまた、クラスじまいの話題です。

よく、修了式が終わってから、春休みに教室にこもって、ひたすら掲示物を剥がしている先生がいます。
そして、教室に配当された物品を、エッチラオッチラ指定された場所に運んでいる先生がいます。

一方、修了式には、教室は空っぽになっている先生がいます。
掲示物は、何もなし。
教室に配当された物品もなし。
教室移動のための段ボールが後ろのロッカーに置かれています。

この2つのタイプの先生の違いは、段取りの違い、計画性の違いと言ってもよいと思います。
ですが、加えて「一人でやる」か「子供と一緒にやる」かの違いでもあるのです。

掃除の際、掲示物を子供と一緒にはがすことで、始業式のときにそうであったように何もないクラスになっていきます。… 続きを読む

片付けに段ボール・お菓子の缶

来週には、3月に突入します。
成績づけに奔走しながらも、「クラスじまい」にも、そろそろ本気で考えていってほしいです。
その方が、春休みを片付けに縛られることなく、有効利用することができますよ。

さて、昨日は教室移動・片づけのグッズとして、私が愛用していた「買い物かご」を紹介しました。

まあ、買い物かごというのはかなり特殊な持ち物だと思います。
その代わりのものとして、段ボールが結構使えると思います。

私の場合は、学級文庫用にセットで購入したときに梱包してあった段ボールをそのまま使っていました。
何のセットかと言うと、歴史漫画です。6年生に必須?の学級文庫でした。
教室移動の際は、歴史漫画シリーズが梱包されていた段ボールにそのままを使って、段ボールごと運んでいました。

同様に、いつも同じモノを段ボールに入れて運ぶようにすればよいのです。… 続きを読む