「第2回びっくりぽんプレゼンテーション」なる発表会の中で、清水康弘氏が、第1回につづけて「社会科教科書」の読み解き方を紹介しています。
そもそも、社会科って何を教えるのでしょうか?
清水氏は、社会科は「因果関係」を教える教科だと言います。
(この言説は、岩田一彦氏の理論に基づいています。)
この「因果関係」のことを、「説明的知識」と言います。
これは、ある出来事とある出来事を原因と結果の関係で結びつける知識です。
例えば、5年情報の単元では、
「ネットワークで県全体をつなぐことで、患者に合った治療を県全体でできるようになった」
「救急隊員と病院をネットワークでつなぐことで、患者をすばやく病院に送り届けることができるようになった」
等ということです。… 続きを読む