昨日、「逆行性連鎖」「バックワード・チェイニング」という指導方法が有効であるというお話をしました。
なぜ有効か。
それは、「成功で終わる」からなのです。
こんな例があります。
ADHDの子で、片づけが苦手な子。
朝、登校してすぐ、カバンから机に学習用具をきちんと入れることができません。
カバンは出しっぱなし、カバンの中で教科書やノート類が散乱・・・。
こんな子です。
まず、
朝、登校してすぐの片づけを細分化します。… 続きを読む
昨日、「逆行性連鎖」「バックワード・チェイニング」という指導方法が有効であるというお話をしました。
なぜ有効か。
それは、「成功で終わる」からなのです。
こんな例があります。
ADHDの子で、片づけが苦手な子。
朝、登校してすぐ、カバンから机に学習用具をきちんと入れることができません。
カバンは出しっぱなし、カバンの中で教科書やノート類が散乱・・・。
こんな子です。
まず、
朝、登校してすぐの片づけを細分化します。… 続きを読む
「まつしたじゅんじ」氏が書いた「ぼく、わたしのトリセツ」という絵本には、指導のヒントがたくさん隠されています。
この絵本に、なかなか謝れない子が、「こうやれば謝れるよ」と訴えるエピソードがあります。
「ぼくは「ごめんなさい」がにがて。
お手数ですが、「ごめんなさ」まで言ってあげてください。
「い」だけなら言えます。
それができたら、
次は「ごめんな」までお願いします。
「さい」をがんばります。
それもできたら、次は・・・。」
このやり方は、最初の方は教師が手伝って行い、最後だけ子供にやらせて達成させていく「終わりから教える方法」です。… 続きを読む
私の知り合いの「まつしたじゅんじ」氏が、「ぼく、わたしのトリセツ」という絵本を出版することを聞きました。
Amazon で先行予約がありましたので、出版のことを知った時点で予約をしました。
そうしましたら、昨日、早速家のポストに届いていました。
この本はどういう本かというと、教師や子供が感情をささくれだたせてカッカしてる時に、どう取り扱ってほしいのかを語っています。 教師や子供の感情をいかに取り扱えるように柔らかにしていくか、ユーモア真面目?なやり方・ノウハウが絵本で描かれているのです。
例えば、こんなエピソードが描かれています。
「おれは、大きなこえで どなられるのがいやです。
コラ!と、どなりたいきもちはわかります。… 続きを読む