国語の教材文を、クラス全員で読ませることはよくあることです。
「みんなで読みます。さん、はいっ」
という先生の指示に続けて、読み始めるわけです。
ところが、学年が上がり、学級編成替えをしたばかりの頃は、なかなか声がそろいません。
速く読んでしまう子、逆に、ゆっくりと読む子、やたら声が大きく張り上げるように読む子・・・
聞いている先生には、「そろっていない」ことがすぐわかります。
そんなとき、そのまま流すのではなく、
「もう一度、そろえて。さん、はいっ」
と読み直しをさせるのです。
すると、だんだん声がそろってきます。… 続きを読む