「お天道様が見ている」

「お天道様が見ている」
私のように、昭和?の世代はよく言われたのではないでしょうか。

この言葉は、

「誰も見ていないからといって、悪いことをしてはいけない」

という戒めです。

誰も見ていないからといって、道にポイ捨てをしてしまったり、「これぐらいはいいじゃないか」とルールを破ったりしがちです。

しかし、お天道様=神様、そして、何よりも自分は見ていますね。
自分の心を傷つけることはやめておきましょう。

さて、
私は、この「お天道様は見ている」という言葉を、善い行いにも使いたいと思っています。… 続きを読む

算数の教科書の構造

先日、社会科の教科書は説明文だという話題でメルマガを書きました。
すると、それを読んだ方から、「算数の教科書も同じですね。」という感想が送られてきました。
確かに、算数の教科書も似たような構造になっています。

ただ、算数の教科書の場合は、説明というよりは「実技のためのマニュアル」といった方がよいと思います。

一応、「考えましょう」と問いの形をとっていますが、「考える」というよりは、「このような考え方のもと、次のような手順で問題を解いていきましょう。」という言い方の方が実態に近いです。

「例題」で解き方の手順が示されます。
その後、
「類題」(似たような問題)で、手順に従って実際に解いてみます。
そして、
「練習問題」で、その解き方の手順に習熟するのです。… 続きを読む

犬猫にマイクロチップ装着義務付けの背景

昨日、6/1に動物愛護法が改正され、犬猫へのマイクロチップ装着が義務付けられることを話題にしました。
そもそも、この改正の背景はどのようなことなのでしょうか。

2020年、新たにペットとして飼われ始めた犬・猫は約94万匹いました。
しかし、そんなペットの迷子や飼育放棄は、2019年度には、約8万5000匹もいました。
そして、そのうち「殺処分」されたペットは、約3万匹もいるのです。

今回のマイクロチップ装着の義務化は、飼い主とはぐれた迷い犬や迷い猫の問題の解消だけでなく、安易な遺棄を防ぐためなのです。

「あっ、かわいい!」と子猫の時に飼って、成長して大きくなったら可愛くなくなったから捨てる。

「糞の始末が大変!」飼ってみたら、予想以上に世話やしつけがめんどくさいので捨てる。

「もう、この猫飽きた!」他の動物を飼いたいので、捨てる。

「こんなに治療にお金がかかるの?」病気になってしまい、治療費が高くつくので捨てる。… 続きを読む