一筆箋は「冷蔵庫に貼っておいて」

先日、コーチングのセッションをやった先生から一筆箋について、「なるほど!」と思った手だてを教えてもらいました。
広めてよいと、その先生に了承を得ていますので、メルマガに書いていきます。

一筆箋とは、小さな便箋ですね。
大きさはちょうどスマホぐらいで、一言ちょっとしたメッセージを書いて知り合いに渡したり、プレゼントの品物に一言添えたりする、そんな使い方をします。 一筆で、ちょっとの手間で書ける手紙(便箋)です。

その一筆箋を使って、クラスの中でその子のやった、良かったこと・がんばったことを保護者に伝えるのです。
それはちょっとしたことで構いません。
「隣の子が困って泣いていたのを、やさしく慰めていました。」
「今日の掃除の雑巾がけで、汗をかいて一生懸命拭いていました。」
といった日常のことでよいのです。… 続きを読む

テスト直しの時、赤鉛筆以外の筆記用具を机の中にしまわせる

昨日に引き続き、テスト直しについてです。
テスト直しの時に使わせてはいけないものがあります。
それは、消しゴムと鉛筆です。

これは、わかりますよね。
子供が消しゴムで間違った答えを消して、正しい答えに直して家にテストを持ち帰ったら、「なんで、これバツになってるの?あってるじゃない。」と保護者に誤解されてしまいます。 そうならないために、消しゴムと鉛筆は使わずに、間違い直しは赤鉛筆でやらせます。

とはいえ、 普段の授業中からの癖で、ついつい子供達は筆箱(ペンケース)から消しゴムを取り出して、テストの間違ったところをゴシゴシと消します。 そんな時、「ちょっと待ったー」と声をかけても、後の祭りです。

ですから、テスト直しのルール(テスト直しは赤鉛筆で行う)が定着するまで、赤鉛筆を取り出した後、筆箱は机の中にしまわせるのがよいです。… 続きを読む

テスト後、できるだけ早く返却して、テスト直しをさせる

テストが終わって、採点後、返却します。
その際、子供達にテスト直しをさせていると思います。
このテスト直し、先生たちは実感していると思いますが、かなりの手間がかかりますね。

さて、このテスト直し、いつやったら良いでしょうか。
それは、テスト後、できるだけ早くです。
一番良いのは、テストをやったその時間にテストの丸つけを終えて、すぐ返却してテスト直しをさせるのです。
やったばかりのテストだから、子供の記憶は鮮明です。
どこで、なぜ間違ったか十分自覚できます。

テスト直しは何のためにやるか。
それは、間違ったところを自覚して、さらに学習の定着をはかるためです。… 続きを読む