場面緘黙はわがままではない

場面緘黙という障害をご存知ですか。
言葉では聞いたことがあるけれど、そんな子に会ったことがないという方もいると思います。

DSM-Vの診断基準だと、「選択性緘黙」と言い方をしています。

これは、

「他の状況で話しているにも関わらず、特定の社会的状況において話すことが一貫してできない状態」

を指します。

例えばこんな例です。

・家で、家族とならしゃべります。しかし、学校では全くしゃべりません。
・学校外で友達となら話せます。しかし、学校内では友達ともしゃべりません。
・休み時間には話すのに、授業では全く話さない子もいます。… 続きを読む

従業員のモチベーションをアップしたい目的のアンケート

アンケートについて調べていたら、アンケートの目的が、

・目標設定していることが、どれくらいできているかを知りたい目的の場合

だけでなく、ネガティブに、

・お客様の不満、できていないことを知りたい目的の場合

のこともあることを知りました。

まあ、いろいろ目的はミックスされているのですが、こんなネガティブなアンケートをされたら、こんなアンケートをされる側の従業員はたまったもんではないですね。

そして、私がぜひ取り入れてほしいと思ったのが、

・従業員のモチベーションをアップしたい目的の場合

です。

全部でなくても、このような要素を取り入れたアンケートなら、歓迎されると思うのです。… 続きを読む

無記名アンケートの扱い

以前、取り上げた任天堂の「カスハラ」対応を利用規定に加えたことについて、私は、このような規定を学校でも掲げたらどうかという考えを述べました。

すると、このメルマガの読者から、賛意のメールをいただきました。
ありがとうございます。

その読者は、やはり?、先生です。

そして、その方は、学校で行う保護者向けのアンケートについて悩ましいと述べているのです。

運動会や授業参観等について、アンケートを無記名でとったところ、ある保護者から複数の項目で最低ランクの評価をつけられたと言うのです。

おそらく、他のほとんどの保護者からは、良い評価をつけられていたのに、ただ一人の保護者からの評価が悪く、黒い?疑念がもくもくと湧いてきて仕方がないのだと思います。

問題は、無記名アンケートの扱いです。

記名アンケートには、自分の名前を書いているので無責任なことを書けません。回収率は悪くなりますが、信頼度は高まります。
私は、なんとなくではなく、きちんとした考えをもって意見してほしいので、記名のアンケートをとるようにしていました。… 続きを読む