「イメージ同定」とはどのようなものか

RST(リーディングスキルテスト)を受けてみて、自分がもう少し頑張らなくちゃいけないところが「イメージ同定」という理解力とわかりましたので、そもそも「イメージ同定」とはどんなものか、調べてみました。

夏のRST(リーディングスキルテスト)の後、発行された新井紀子氏の新刊本「AIに負けない子どもを育てる」をまだ読んでいなくて、「積ん読」状態でした。 パラパラめくると、中に「イメージ同定」の簡易なテストがありました。

「イメージ同定」のテストというのは、例えばこんな問題です。

次の文を読み、世界の人口組成を表すとして適当なものをすべてて選びなさい。
「世界の人口は、アジアに6割が集中しており、アフリカと南アメリカを加えた3地域では、8割にも及ぶ。」

そして、アジアとアフリカ・南アメリカとその他を組み合わせた帯グラフが四つ並んでいて、そのどれか正しいものを選ぶのです。

このグラフは、アジアで6割を占めていて、アフリカ・南アメリカで2割を占めているグラフになりますね。

私は、「イメージ同定」とは、文章とイメージ(図・グラフ・イラスト等)が同じ事柄を意味しているのかわかる理解力のことだと考えました。

AIは、文章における「キーワード」を頼りに答えを見つけます。しかし、イメージにはキーワードはありません。… 続きを読む

リーディングスキルテストの結果

8月24日に、新井紀子氏のリーディングスキルテストを受けてきたとメルマガに書きました。
その結果が届き、そこそこの結果だったことが分かりました。
もちろん、よいところも悪いところもありますが、今後受験する人もいると思いますので、参考までに記しておきます。

RST(リーディングスキルテスト)とは、HPではこのように定義されています。

「日本語のルールに従って教科書の文章を読むことができない生徒がいるのではないか」という仮説からスタートした「基礎的な読む力」を測るテストです。
教科書などの基本的な文章はもちろん、図やグラフなどからも情報を読み取ることができるのか。「リーディングスキルテスト」では、文章に書かれている意味を正確にとらえ、新しい知識を身につけるために必要な「骨太の読む力」を科学的に測定・診断します。」

これまで、団体受験だけだったのが、この夏から個人受験ができるようになり、早速、私は受けてみたのでした。

出題分野 診断内容
係り受け解析=文の構造(主語・述語、修飾語・被修飾語の関係など)を把握する… 続きを読む

「即位礼正殿の儀」に見る三権分立

10月22日に、「即位礼正殿の儀」が行われました。
テレビ中継を通して、天皇陛下の即位の宣明、そして、それに続いて、安倍内閣総理大臣の祝辞をお聞きになった方も多いかと思います。

正殿松の間で立ち会ったのは、皇族の方々と、そして、三権の長の方々です。
三権の長とは、

安倍内閣総理大臣
大島衆議院議長・山東参院議長
大谷最高裁判所長官

です。

この三権は、日本国憲法において定められた、最高機関です。

そして、三権分立の形態をとり、相互に独立して、対等であるとされています。… 続きを読む