自転車のヘルメット着用が努力義務になると

昨日、改正道路交通法における「自転車に乗る際のヘルメット着用を努力義務とする」こと
について話題にしました。

なんだ、努力義務か、罰則がないからヘルメットをつける人はそんなに増えないだろう、と考えがちですよね。
私も、そんなことを考えました。

ですが、微妙に関係してくることが、調べていくうちにわかりました。

それは、実際に自転車に乗っていて事故に合ったときに、「ヘルメットをつけていたかどうか」によって、どちらが悪いという過失割合の算定に影響するかもしれないということです。

要するに、事故が起こって怪我をした場合、ヘルメットをつけていなかったことで、自分が悪いという過失の割合が増えてしまうわけです。 すると、ヘルメットをしていた場合よりも、賠償金が減額される可能性があるのです。

すると、この賠償金問題は、保険会社の自転車保険を使っている会社の対応に影響することになります。
すなわち、自転車に乗って仕事をしている社員に、ヘルメットを着用させる会社が増えるのです。… 続きを読む

自転車ヘルメットが努力義務

12/20、警察庁から、来年4月から実施される改正道路交通法が発表されました。
そこには、「自転車に乗る際のヘルメット着用を努力義務とする」ことも盛り込まれているのです。

「えっ、子供だけではなくて、大人も?」というつぶやきが聞これてきますが、まさしく「大人も、全員」なのです。

ちなみに、13歳未満の子供については、すでに保護者に着用させる努力義務があるのです。

なぜ、子供だけでなく大人もヘルメットを着用させようとするのでしょうか。

これは、ヘルメットをかぶっていない人が事故にまきこまれた場合、死亡など重篤なことがわかってきたからです。

警察庁のウェブサイトには、「頭部の保護が重要です」という記事が掲載されています。
https://em-tr271.com/L90494/b300/119331

それによると、2017〜2021年に自転車に乗車しての事故で亡くなった方は2145人います。
そのうち、半数以上の58%の人が頭部に致命傷を負っているのです。… 続きを読む

プライベートな理由での欠席

保護者から、プライベートな理由で「学校を休みます」という連絡があることがありました。
頻度としては、そんなに多くはないのですが、2年や3年に1回くらいの感じであったと思います。

だいたい、夏休みや冬休み前の終業式の前あたりのことが多かったです。
それは、その前に行われる個人面談の際に言われたり、連絡帳に書かれていて、理由がわかるのですが、「家族旅行」のためなのです。 ですが、急に休みの連絡というわけではなく、「予告しての休み」という感じです。

旅行の予約をとる際に、長期休みに入った出発日と長期休みに入る前の出発日では、料金が断然違いますよね。
それを、ねらった休みでもあるわけです。

また、遠く離れた親戚が、平日に家を訪れて、その方と一緒に過ごすために休みをとる場合もありました。

私は、子供が学校に行きたいのに行かせないという虐待等の子供に不利になる理由でなければ、家族の都合で休むのは、「まったく問題がない」と考えていましたので、「どうぞ、楽しんできてください」などという、まあ考えれば余計な言葉を添えて、欠席の連絡に返していました。

私は、なんとしても学校に来るものだという「学校が絶対」とは思っていませんでしたし、家族で過ごす時間もとても貴重なことだと思っていたのです。… 続きを読む