マルチタスクすればするほど、集中力が低下する

昨日に引き続き、マルチタスクの弊害について取り上げます。
マルチタスクすればするほど、集中力が低下するという研究があるのです。

スタンフォード大学のクリフォード・ナス教授は、多数のメディアを同時に利用する人と、あまり利用しない人を比較実験しました。 こんな実験です。

2つのグループに文字と数字の組み合わせを交互に見せ、数字が奇数と偶数のどちらであったが、文字が子音が母音のどちらかだったかを尋ねたのです。 非常に単純な作業です。

結果は、多数のメディアを同時に利用する人(マルチタスクの習慣が重度の人)は正答率が低く、複数のタスクを切り替えることがうまくできなかったのです。

別の研究で、被験者に異なる図形と色を見せて識別させる実験を行いましたが、結果は同じでした。
多数のメディアを同時に利用する人(マルチタスクの習慣が重度の人)は正答率が低かったのです。

実験結果を少し詳しく見ると、
多数のメディアを同時に利用する人(マルチタスクの習慣が重度の人)は、正答以外の答えに注意をそがれることが多かったのでした。

マルチタスクを頻繁に行う人は、メディアから常に複数の情報を受けていて、注意力の散漫になり、集中力が低下しています。
逆に、シングルタスクの習慣の人(マルチタスクをほとんど行わない人)の方が、気を散らすものを前にしても、意識的に集中することができるのです。

さて、
マルチタスクは中毒のように、習慣になりがちです。
気をつけて、「シングルタスク」で仕事をしましょう。

One thought to “マルチタスクすればするほど、集中力が低下する”

  1. 「中毒」まさしく、そんな感じです。集中する力が落ちていく気がします。
    気をつけたいです。

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