大学時代に、申し訳程度に英語を勉強して以来、教師として、仕事を行う上で、英語を使う事はまったくありませんでした。
30年後、あたしの英語力はさびついていました。
趣味にしても、映画にしても、英語など全く使うことはない人生でした。
もともとレベルが低い上に、全く使っていないのですから、私の英語力は、サビにさびています。
ところが、私にとっては、降ってわいたような英語の必修・教科化です。
今、学校教育から離れたとは言え、このまま英語をサビつかせたままでは、現職の先生方と話が通じなくなる可能性があります。
少しは英語を勉強しなくちゃ、いや勉強などと大それたことでなく、英語に触れていなくちゃと、考えました。
英語を「0」にしてはいけないと思ったのです。
しかし、どうも、英会話を学ぶのは、気持ちが盛り上がらないのです。
小学校段階での英語は「英語でのやりとり」だとはわかっているのですが、気持ちが盛り上がりません。
いろいろ試してみて、結局、私は英語のやさしい本を読むことにしました。
ladder series というレベルごとに単語量が異なる英語の物語本です。
当然、私はレベル1の本を選びました。
最初の本は、「Beauty and the Beast」でした。
エマ・ワトソンが演じた映画を見ていたことも影響しています。
Once upon a time, there was a rich gentleman.
He lived in a far away country.
This man owned great ships.
He bought and sold beautiful things from all over the world.
His ships broughrt silks spices from India, and gold and diamonds from Africa.
これくらいなら、何とかいけそうだと思いました。
読み始めると、ストーリーの続きが読みたくなり、バス、電車、トイレの中と「ながら読み」だけで、読み切ることができました。
皆さんは、私ほどさび付いていないと思いますが、英語を学び直すのでしたら、一番やさしいところから学び直すことを勧めます。
美女と野獣 Beauty and the Beast (ラダーシリーズ Level 1)