一昨日、3月21日は「春分の日」でした。
何気なくテレビを見ていたら、先ほど食べた「ぼたもち」について特集をしていました。
私の母が「ぼたもち」が好きで、私の家にも「おすそ分け」として届けてくれたのです。
テレビの特集では、「ぼたもち」の名前の由来を紹介していました。
それは、「ぼたもち」を漢字で書くとわかります。
「ぼたもち」=「牡丹餅」
なのです。
「ぼたもち」は、牡丹の季節、春のお彼岸に食べるもので、あずきの粒をその季節に咲く牡丹に見立てたものだそうです。
私は、まったく知りませんでした。
で、次もまったく知らなかったことです。こちらは、けっこうショックでした。
それは、「ぼたもち」と「おはぎ」は同じものということです。えっ。
違うのは食べる時期だけなのです。
「おはぎ」をこう書きます。
「おはぎ」=「お萩」
おはぎは、萩の季節、秋のお彼岸に食べるもので、あずきの粒をその季節に咲く萩に見立てたものだそうです。
本来は、春は「ぼたもち」、秋は「おはぎ」と、春と秋で使い分けないといけないのです。
日本の不思議であり、日本の良さですね。
とはいえ、今は、年中「おはぎ」で通すお店が多いようです。
私の街の和菓子店でも「おはぎ」でした。