「宿題やったの?」と聞くのではなく「なにしようとしてる?」と聞く

ついつい、我が子に向かって「宿題やったの?」と聞いてしまいますね。
そして、子供からは必ず「もうっ、今やろうと思ってたのに」と返ってくるのです。
この会話は、永遠のいたちごっこかなと思っていました。

ところが、ネットを見ていると抜群の回答が発信されていました。それも、お母さんではなく子供が考えた回答なのです。
記事をそのまま転載します。

娘2「ママ、よく聞いて。ちゃーたんのからアドバイスね。やろうとしてるときに、宿題しなさい!って言われたら、いやになるから、まず最初に”なにしようとしてる?”って聞くこと」 はい。肝に銘じます。
藤川???????さんのツイート https://twitter.com/Forangina/status/754491990968901632

この「なにしようとしてる?」という聞き方、確かにグッドです。
「なにしようとしてる?」と聞いて、もし「宿題をやろうとしていた」と子供が言ったら、「すごいね。えらいね。」と言えばいいのです。 また、もし「・・・(宿題以外)をやろうとしている」と子供が言ったら、「そうか、じゃあ、それが終わったら宿題やろうね。」と言えます。

私はもう子育ては終わっていますので実際には使えませんが、今、子育て真っ最中の人は自分のお子さんに使ってみてください。

さて、この「なにしようとしてる?」のせりふ、教室での応用を考えてみました。

午前中の授業が終わって、給食当番なのになかなか給食白衣に着替えない子に「なにしようとしてる?」

掃除の時間になっても、なかなか掃除に取りかかろうとしない子に「なにしようとしてる?」

図工の時間、作品ができあがったのに片付けもせず、ボォッとしている子に「なにしようとしてる? 」

この「なにしようとしてる?」はいろいろと応用できそうです。

でも、
その前に、自分に向かって言ってみましょうか。「なにしようとしてる?」
「今、仕事をしようとしていました・・・」